タイムリーな話題ですが、
最近の円相場、1ドル=150円を行ったり来たり、
私が学生の頃は80円とかでしたから、ほぼ倍近く違いますね。
学生の頃は日本の皆さん海外ツアーに出てましたが、今はその逆の風景ですね…
景気とか経済とかに悪影響が出ているという報道が目立ちますが、具体的に不動産の価格にどのように影響しているかを検討してみます。
円安のきっかけはアメリカの金融市場の利率上昇、これに伴い、ドルを買う投資家が増えたので円の価値が安くなったのが原因の一つ。
不動産の価格にどのように影響があるのか
・エネルギー(石油)、輸入材の高騰→極端な例ですが、今まで100円で輸入して買えたものが150円くらいに値上がり。
・物価が上がるので、住宅に回せるお金が無くなる。
ウクライナ侵攻などいろんな要因がありますが、円安も手伝って現在物価高、小麦もサラダ油もガソリンも上がっているので財布に余裕がない。企業も値上げをぎりぎりまで我慢しているのでサラリーマンの給料もあまり上がらない。
・海外投資家は日本の都市圏のマンションなどの物件が安いってことで買いまくる。安く変えて高利回りの日本の物件が人気。また、すぐに転売しやすい築浅マンションはさらに人気→マンション価格の高騰→都会在住の方は予算的に都心で家が買えない。
ということで、上記を簡単に並べると
①材料費の高騰で戸建住宅、マンションの建築費が高騰→購入控える。
②物価高なので、住宅に対する予算に余裕がない。→ 買い控える、都心は難しいので郊外へ。
③海外投資家が豊富な資金力で都心の物件を購入、転売することによりさらにマンションをはじめとする物件が高騰→ 都心ではマンション買えない状況となる。
ので、不動産も値上がりしているけど、なかなか景気に結びついてないという現実が見え隠れしますね。
じゃぁ、今後どうなるの?ってことなんですが、アメリカのインフレ対策での金利上昇は今後もつづくと思われます、ただ、日本が低金利のままなのでしばらくは(来年春までかな)このままでしょう、ただし低金利がずっと続くのかと聞かれるとその可能性は少ないかもとしかお答えできません。
仮に金利上昇となれば、もちろん住宅ローン利率も上昇となります。
ですので、現在であれば住宅ローンで郊外の住宅を購入されるのが得策かと私的には思いますね。
都心のマンションについては、投資家の熱が落ち着くまでは手を出さないほうが良いかもしれません。
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