かいつぶりの日々

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【余談】仏壇のない家

2020年01月26日 | 日記
昨年末に懇意にしているお坊さんとお話する機会があったので、いろいろと近況報告してました。前田さんは先祖供養してますか?との問いかけに、「墓参り(母方)だけ行ってます」と回答、
ご住職は父方は?家に仏壇はないの?と質問攻め。

気が付いたのが私の家(実家を含む)には仏壇らしきものがない。

母方の実家にはあるんですが、ほぼ絶縁状態、幼少のころに絶縁した父方など全く記憶の片隅にもなかったです。
一応前田さんはその性を名乗っている以上お父さん側もルーツであるのだから、そこを考えないと!と注意されました。

そのお坊さんは真言宗のお坊さんでしたが、浄土真宗の仏壇についても教えてくださって。
仏壇といえば「彦根仏壇」のようなウン100マンのものが多いのではと調べると、マンション住まいの方などはコンパクトなものを祀ってらっしゃる。
アマゾンでコンパクトなものを購入しました。
確かに現在賃貸なんで撤収が楽というものが助かります。


仏具セットも併せて購入、本尊と言われる仏像、または掛け軸(親鸞聖人等の絵が描かれている)がそろえば、入魂式を行って無事に仏壇としてスタートするようです。(位牌は浄土真宗西本願寺では不要だそうです)
入魂式は知人のお坊さんに事情を説明してお願いしようかと。

たぶん今年の節分過ぎてからになりますね。


しかし、物件調査で空家に放置されている仏壇をよく見かけます、埃だらけの仏壇、さすがに本尊や位牌はご家族と一緒だと思いますが、
大きな仏壇があるということは、そこに親戚一同が帰ってくること前提なことなんですよね。

しかし、現在のライフスタイル(正月は旅行、もしくはずっと仕事、盆も彼岸も関係ない)、集落、実家の過疎化や高齢化など、家を維持するのも大変なのに、お墓や仏壇までは…。という感じなんでしょうね。
評価の場合は、これをプラスとせず残存物として、撤去費用分マイナスと考えてしまう。
評価をしながら少し複雑な気持ちになります。

しかし、あの時にお坊さんに言われなかったら全く仏壇置くことなど頭になかったな。
これも何かのご縁や引き寄せと思い、仏壇の準備をしますね。



【季節】菜の花畑

2020年01月20日 | 不動産鑑定士の見た観光スポット

仕事の合間に琵琶湖まで菜の花を見に行きました。

例年であれば琵琶湖の対岸の山は雪化粧なはずなんですが、今年は暖冬でそれはなく。

しかし、愛好家の方がたくさん写真を撮ってらっしゃいました、近所のホテルからは結婚式と行ったと思われるカップルが写真撮影を。

このように、街から車ですぐのところに県民の皆様が楽しめる施設がたくさんあるのが、地元滋賀のよいところですね。
隣に立つマンションは30年ほど前に建設されたリゾートマンション、

企業の保養所やセカンドハウスとして人気でしたが、不況により空室が目立つようになり、価格も投げ売り状態となりました。
そもそも、開発許可の段階で定住禁止でインフラもそこそこ、駐車場も半分程度しか用意していなかったのですが、
価格の安さから定住する人が目立ち始め、ごみ問題や駐車場問題が発生。

確かに最寄り駅から離れているとはいえ、ショッピング施設は近接しているし、自動車利用の利便性は良好である。

2人暮らしであれば1LDKかそれなりの広さを確保できれば良い。

そういった意味で違う路線に足を向け始めたリゾートマンション。

全国でもそういった物件が目立ち始めているようです。

空家→スラム化は誰しもが望まない。
行政条件ももう少し柔軟に考えるべき時代が到来しているのではないかなと、
菜の花越しにマンションを拝見して思いました。

「確かに、これが300万円程度であれば買うかもなぁ」と思って、事務所で調査したらどんどん値上がりしてました(w、

物事にはタイミングというものが重要ですね(笑)


【雑感】依存すること

2020年01月19日 | 日記
今朝ニュースを見ていたら、台湾の大統領選挙について報道されていた。
大統領は再選され、中国への統一にストップがかかりましたが、問題は金門島などの中国資本に依存していた地域。
中国人観光客が減りかなりの打撃が発生しているようです。
詳しいニュースはこちら

我が国もおなじような状況にあり、外国人観光客頼みの部分が多くみられます、それはそれでよいことなんですが、仮にリーマンショックレベルの世界不況が発生した場合には、外貨に依存した産業はまた…っていうことになりますね。

内需拡大、地方創生とか政府が押してますが、まず住んでる私たちが、自分の町の良いところをさがさないと…、ってことなので、今年もツーリングやグルメに励みます(w、うん、良い大義名分だ(www

当方の業界についても一緒。
私も得意先であった金融機関の統廃合で結構打撃を受けました、
常に新しいところ開拓しないと、そのためには市場ニーズの分析つうか知ること、
それと私が何できるかのマッチング、
そこでまず門戸を開ける、相談の窓口を広げること。
何が必要で何がいらないか、やみくもに押しつけたり電凸するより、鑑定のことを知ってもらう、わかってもらうことが必要かと。
大きな公共事業だけに依存しない世界で仕事してみたいですね、先人があまり踏み込んだことのない領域なので、結果はすぐには求めず、一歩ずつ踏みしめて進みたいです。


【クルマ】乗り換え検討

2020年01月17日 | 日記
わが愛車のCRZもいよいよ3回目の車検に突入しそうです、走行距離は8万程度、
バッテリーは新品にしてまだまだ乗る予定でしたが、諸事情で手放すことに。

ついにMT車記録が途絶えます、免許取ってからずーっとMTだったのに。

先ほど次期主力戦闘機の見積もりを…。
いよいよバイクを積める車を購入します。

すごいね、最近の車。センサーで車間距離やセンターラインも管理できるし、踏み間違い防止機能も入ってる。
中もすごく豪華で車中泊も行けそう。

気にいらないのがATであること(w、
しばらく悩みます。


【ようやく】廃墟マンション解体決定。

2020年01月11日 | 日記


ニュースにも書かれていましたが、野洲市の廃墟マンションの解体が決定しました。結局のところ行政代執行になります、費用は1億円。

一応区分所有者に求償するようですが…。
区分所有者が不明とか相続で共有しまくりとか、課題は山積みです。

とにかく、倒壊やアスベスト飛散のリスクがなくなることは良いことですね。
しかし、これからはこのような問題がたくさん起こりうる話です。

平成前のバブル時代に作ったマンションももう築30年、昭和の時代の郊外マンションとかはそれ以上の築年ですでに空家が進んでおり、維持管理が厳しい状態。

都心はリノベでホテル化とかにできますが、
郊外はどうなるんだろう。
特段、琵琶湖のそばのリゾートマンション、
行政的条件の関係でリノベも難しいとか(調整区域なんでそもそもの用途変更が認められないケースもあります)

都市計画法ができたのが列島改造の時代、あの時の建築ラッシュの時代とは背景も違いすぎる。
市街化を促進する、抑制する、の色分けではなく過去の経済的資産をどう利用するか、
これからのまちづくりの課題となりそうですね。

空家問題も含めて、今後も注意深く見ていく必要があります