昨年末に懇意にしているお坊さんとお話する機会があったので、いろいろと近況報告してました。前田さんは先祖供養してますか?との問いかけに、「墓参り(母方)だけ行ってます」と回答、
ご住職は父方は?家に仏壇はないの?と質問攻め。
気が付いたのが私の家(実家を含む)には仏壇らしきものがない。
母方の実家にはあるんですが、ほぼ絶縁状態、幼少のころに絶縁した父方など全く記憶の片隅にもなかったです。
一応前田さんはその性を名乗っている以上お父さん側もルーツであるのだから、そこを考えないと!と注意されました。
そのお坊さんは真言宗のお坊さんでしたが、浄土真宗の仏壇についても教えてくださって。
仏壇といえば「彦根仏壇」のようなウン100マンのものが多いのではと調べると、マンション住まいの方などはコンパクトなものを祀ってらっしゃる。
アマゾンでコンパクトなものを購入しました。
確かに現在賃貸なんで撤収が楽というものが助かります。
仏具セットも併せて購入、本尊と言われる仏像、または掛け軸(親鸞聖人等の絵が描かれている)がそろえば、入魂式を行って無事に仏壇としてスタートするようです。(位牌は浄土真宗西本願寺では不要だそうです)
入魂式は知人のお坊さんに事情を説明してお願いしようかと。
たぶん今年の節分過ぎてからになりますね。
しかし、物件調査で空家に放置されている仏壇をよく見かけます、埃だらけの仏壇、さすがに本尊や位牌はご家族と一緒だと思いますが、
大きな仏壇があるということは、そこに親戚一同が帰ってくること前提なことなんですよね。
しかし、現在のライフスタイル(正月は旅行、もしくはずっと仕事、盆も彼岸も関係ない)、集落、実家の過疎化や高齢化など、家を維持するのも大変なのに、お墓や仏壇までは…。という感じなんでしょうね。
評価の場合は、これをプラスとせず残存物として、撤去費用分マイナスと考えてしまう。
評価をしながら少し複雑な気持ちになります。
しかし、あの時にお坊さんに言われなかったら全く仏壇置くことなど頭になかったな。
これも何かのご縁や引き寄せと思い、仏壇の準備をしますね。