かいつぶりの日々

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【駅前】野洲駅南口周辺整備構想検討委員会の一回目

2023年04月28日 | 日記
ブログ更新遅れました( ゚Д゚)

先日お伝えしたように、わたくし野洲駅南口検討委員会の委員に委嘱されました。
発足当時からずっと携わっておりましたので10年以上かな(最初が2012年だった(^^♪)

野洲病院問題と一緒の論点となってましたが、今回は野洲病院の問題を切り離しての検討会議、

半数くらいは発足当時のメンバーでしたが新しい方も見えて新たな切り口で議論できればと思います。

(ちなみに私は市民公募でエントリーしました)

第一回目でしたので、皆さん緊張しながらの意見交換

前回と大きく変わるのは
・野洲市立病院は考慮外
・民間業者と事業提携するPPP/PFI事業としての取り扱い。
・病院が考慮外となることによりゾーニングが変更。

目標は賑わい創出、コンセプトは「心と体の健康をテーマに 人と人とがつながることで生まれるにぎわいづくり 」と変わらず。
今回は「健康」のとらえ方が変わってきたという印象でした。
次回以降は民間業者からのサウンディング調査結果等を反映した議論となり、具体化しそうです。

さらに前進するように意見交換できればと思います(^^♪

会議の内容は以下の通り

【価格上昇】マンション価格、首都圏は初の平均一億円越え

2023年04月19日 | 実務
標記のようなニュースを見つけました。

最近は皆さんもご存じかと思います、マンション価格高騰。

主な要因としては、
・景気回復に伴う地価上昇
・原材料や燃料費の高騰に伴う価格転嫁

この2つがあげられるでしょう。

多くの専門家はこのまま価格上昇が続くと予測していますし、私もそうです。
価格上昇の継続は避けられないでしょう。

しかしこのまま価格上昇が続くと

・一般の消費者にとって、マンションは自己資金でなかなか手が届かないものになる。
・現在は低金利が維持されているが金利変動や金融市場の動向によっては借入を考えれているユーザーの資金計画に影響がでる→つまり借りにくくなる可能性もある。
・売れなければマンション自体の新規供給が少なくなり、さらに価格高騰。
・周辺の賃貸物件も価格上昇に合わせて賃料の上昇を引き起こす。

というようなスパイラルになる可能性もあります。

マンションを考えてらっしゃる方
→駅近で築浅(築10年くらい)ならできれば早めに購入を考えたほうが良いですね。

築浅以外であれば、ライフプランを見直して戸建住宅も視野に入れて考えられたほうが良いのかと思います。(今後は管理費、修繕費用の値上げなども考えられるので…)

これから都心マンションが、今まで以上にステータスになりそうですね。


【ニュース】空家仕事人

2023年04月12日 | 実務


ニュースサイトで空家仕事人という記事を見つけました。

東京の会社(株)ジェクトワン(東京都渋谷区、代表取締役:大河幹男氏) が新潟県三条市に
派遣されて空家再生に注力しているとのことです。

空家再生はあちこちで耳にするのですが、空家を売るもしくは貸すなどして人の手に渡すのが目的ではあるものの、成約までかなり難しいようですね、

この会社、まず空家所有者または購入を検討している方に空家の状況を知ってもらう→空家の利活用のサンプルを見せるなどのイベントを開催し、空家の状況、可能性を周知することに徹底し、
次に地域、市場のニーズを掘り起こすように、地域の方へヒアリング調査をおこなって、ニーズにマッチした空家利活用方法などの情報発信を行って、成約率を高めたようです。

ここで特筆すべきはかなり時間をかけて下準備したことですね。(二年くらい上記イベントを行っていたそうです)

確かに空家は「早く処分したい」「何とかしたい」という思いで急ぎがちになりますし、また「なんとなく持ってた」ということで対処の優先順位が後位になり、ドツボにはまるケースもみられます。
確かに「現状を知ってもらい可能性も知ってもらう」ことで所有者さんや購入検討されている方に対し、色々なアイデアを考えるきっかけになるかと思いますね。
記事は以下から引用しました。


【京都市】高さ規制緩和へ

2023年04月05日 | 実務
過日ニュースで京都市の建物高さ規制の緩和へという記事を見つけました。
容積率や高さ制限を緩和する施策が進められているようです。

関連する話では、京都市の人口問題についてのニュースをご説明しましたね。


これは京都の地価が高くなる→普通の給与所得者にはマイホームが買えない→京都市の外に出て家を買う→人口流出。
というお話でしたが、

価格高騰の背景には京都市の建物高さ制限というものがありました。
都市計画上の規制を受けて高いマンションとか建てられない→住宅供給が追い付かない→価格高騰という状況になってました。

京都の町の風景を守るというのが主旨でしたが、時代に合わなくなってきたのですね。

以下のエリアについて地域の高さの制限を緩和しようということになりました。
主要部分の緩和内容は以下の通り

京都駅南側 20m-31m
らくなん進都 400%→1000%(伏見区新油小路通り沿い)
西京極駅周辺 20m→31m
JR山科駅外環状線周辺 31m→制限なし(容積は700%が上限)
JR向日町駅周辺 31m→制限なし

このように利便性の良いエリアにおいて高い建物を認めて建てていくことで人口、世帯とも増加を考えているようですね。

周辺の滋賀県、亀岡市、木津川市を含めて今後の動きに注目です。