野山を一周して見ました

ヌプカ方面の山々
平地の雪解けが進み、ふと北方に見えるヌプカウシヌプリ方面の山々を眺めると
随分雪が無くなりました。遠くの山にも春の兆しがあります。


チオノドクサ
蕾だったチオノドクサも開花しました。


放牧場内の福寿草
放牧場内の急斜面には福寿草の黄色い花が沢山見えてます。
ポニーを放牧してから笹が無くなって彼らが食わぬ福寿草が増え始めました。


花で暖をとる昆虫
福寿草のパラポラアンテナ状の花の中には福寿草の花弁が集熱した温かさで
昆虫がじっと暖をとってます。


見頃の福寿草
場所により福寿草の生育状態に差があります。
この福寿草の株は今が見頃です。


ノネズミに食われた雑木
積雪で倒れた雑木は雪の中でノネズミに樹皮を完全に食われました。
下には多量の糞が置き土産です。
それにしても小さな鼠は大発生して大きな被害をもたらします。


ミズバショウ
雪が解けたばかりなのに水芭蕉はもう白い小さな仏炎苞を出す準備完了です。


農薬散布
山を一回りしてから果樹に石灰硫黄合剤の散布です。
風が強くて自分に農薬が掛かりました。


ヤマワサビ
雪が解けた畑からヤマワサビ（正式にはホースラデッシュ）を掘り取って来ました。


皆既月食
今夜は皆既月食の日だった事をすっかり忘れてました。
気が付いた頃には盛りを過ぎてましたよ。
手振れで綺麗には撮影出来ませぬ。

春の生き物が出現

エゾアカガエル
遂に森の生き物のエゾアカガエルが水溜りに出現しました。
浅瀬の水温が比較的に高い場所で合唱をはじめました。
非常に敏感な生き物でして、そっと覗いて来ましたよ。


エゾアカガエルの卵塊
もう水辺にはカエルの産卵が始まってます。


エゾサンショウウオ
カエルとは対照的に水深の有る冷たい溜まりにエゾサンショウウオは
枝に掴まった雌の争奪戦を雄が繰り広げてます。
エゾサンショウウオを観察出来るチャンスは産卵期のこの時期だけです。
小心者のエゾサンショウウオは神経質で物音や人影を察知すると直ぐに身を隠します。


サンショウウオの撮影に来たカメラマン
自然撮影が大好きなカメラマンが熱心にエゾサンショウウオを撮影してます。
気に入ったカットを撮るためには時間に糸目を付けません。