44歳で勤務先の地方銀行を退職し、47歳で公認会計士試験に合格、49歳で公認会計士になった、51歳のオッサン公認会計士です。
今回は、継続の法則の考え方⑥「落ち込んでも、打ちひしがれても、心が折れてもいい。落ち着いたら、また一歩ずつ努力を始めればいい。」です。
生きているといろいろなことを経験します。楽しいことや嬉しいことだけではありません。苦しいことや辛いこともあります。そんなときに、落ち込んだり、打ちひしがれたり、心が折れたりします。また、普段は何でもないのに、理由もわからず、落ち込んだり、打ちひしがれたり、心が折れたりもします。
私は、「落ち込むな。打ちひしがれるな。心を折るな。」とは、言いません。このような場面では、思考というよりも、感情が優先してしまうことが多いので、自分では、どうしようもなく、落ち込んだり、打ちひしがれたり、心が折れたりすることがあるからです。はっきり言って、落ち込まない、打ちひしがれない、心が折れない人生なんて、無理です。でも、そこから更に、下に行かないようにして、「落ち着いたら、また、一歩ずつ始めればいい。」と考えるようにするのです。
そして、このような考え方と行動が、少しずつできるようになったら、次は、できるだけ回復を早くするように心掛けるのです。
退職後、1年目は、勉強をしても、なかなか成績が伸びずに、模擬試験を受けるたびに、自己嫌悪に陥っていました。でも、当時、私は40代半ばでした。それまで、何度も、落ち込んだり、打ちひしがれたり、心が折れたりした経験をしていましたし、そのたびに、反省・工夫をしてきました。そこから生まれた考え方が、「落ち込んでも、打ちひしがれても、心が折れてもいい。落ち着いたら、また一歩ずつ努力を始めればいい。」です。今でも、活用しています。
どのようにして落ち着くかは、人それぞれだと思いますが、私は、休養するようにしています。体調が悪いと、冷静な思考よりも、感情が優先してしまうことが多いからです。
長期的に、何か目標に向かって努力を継続している方等は、是非、実践してみてください。
このブログを読んでくださった方が、努力を継続され、良い人生だったと言えるようになってくれれば、最高です。
継続の法則については、左のおススメの本、拙著「意志が弱い人のための勉強を続ける技術」きこ書房刊を読んでみてください。是非、買ってね。
では、また。