継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【65】-イベルメクチンを使わない理由-

2021-07-07 09:25:36 | 新型コロナウィルス

 日本の国内でも国外からも、新型コロナウィルスの治療薬、予防薬として、イベルメクチンという薬の使用を求める声があがっているようです。
 イベルメクチン使用の成果が上がっている国もあるようですが、なぜか日本では使用したというニュースを見ることはありません。
 なぜでしょうか。
 イベルメクチンは新型コロナウィルスの治療薬として開発された薬ではありません。
 日本では既に承認済みで、保険適用で医師が使用することはでき、医師の判断で、新型コロナウィルスの治療薬・予防薬として使用することも可能なようです。
 でも、新型コロナウィルスの治療薬・予防薬としてのイベルメクチンの使用が大きなニュースとはなりません。
 日本政府も推奨しているようには見えません。
 なぜでしょうか。
 製薬会社にとっては、うまみのない薬なのかもしれません。
 既に保険適用の薬ですので、薬価が決まっているため、新しく開発されたワクチンや薬に比べると儲けが少ないのかもしれません。
 これは、製薬会社にとっての損得の問題です。
 損得を行動の判断基準とするのは悪いことではありません。
 企業は利益を出さなければ生きていけないからです。
 もし世の中に必要な企業であれば、利益を出し続けることが必要です。
 この場合の企業の損得は、善悪と一致します。
 イベルメクチンを使用する国民の側から見ればどうでしょうか。
 既存の薬ですから、副作用、用法・用量等は分かっているはずです。
 また、医者から処方され、薬局で受取り、自分で服用することが可能、つまり、簡単です。
 ということは、コストもかからないということです。
 国民の側の損得からすれば、利益は大きいといえるのではないでしょうか。
 さて、製薬会社側と使用者側の損得が一致しない場合、どうしましょうか。
 そこで、企業家精神を発揮して、製薬会社側にも利益がでるようにすること必要なのだと思います。
 この企業家精神を発揮するのは、製薬会社側だけではありません。政治家、医療関係者、メディア、一般企業家の方々等それぞれの立場で、または、協力して実行することは可能です。
 短期的な損得を捨てて、中長期的な損得を取るような、企業の損得が、善悪につながるような考え、行いの方向に一歩を踏み出してほしいと思います。
 では、日本政府はなぜ推奨しないのでしょうか。
 面子でしょうか。
 私には、国民の選択肢を無くしているようにしか見えません。
 それは、自由主義ではなく、社会主義を目指しているように見えます。
 また、WHOはなぜ推奨しないのでしょうか。
 自分たちの存在意義を見せるためでしょうか。
 格差是正を実現するためでしょうか。
 社会主義国からの影響でしょうか。
 うーん?

 自分の目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 今日できる努力を着実に実行し、少しでも前進することにトライしてみてください。
 今日できたら、それを継続してください。
 今日できなくても、明日、明日できなければ明後日、断続的でもいいから、努力を継続することを意識してください。
 人間の成長には終わりはありません。
 そのことを信じて、頑張れ。
 絶対に諦めるな。
 60歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。