病院で処方してもらった薬を、定時・定量飲むのは、結構たいへんです。
若い人でも、つい忘れてしまうことが、あるのではないかと思うのです。
ましてや、介護を受けているような方なら、なおさらです。
我が家では、飲み忘れ防止策として、次の写真のように、お年玉袋を利用しています。
発案者は、母です。
父の介護をするときに、お年玉袋に、曜日と朝・昼・夜を書いて、あらかじめ薬を入れておくのです。
父は、数年前に他界しましたが、今は、私が、母のために、この方法を使っています。
しかし、これで、「飲み忘れはない」という考えは、甘かったのです。
世の中は、そう簡単には行きません。
母は、薬を飲むのが下手なのです。
若いときからそうなのだそうです。
今もそうです。
筋金入りの下手です。
そのため、都度、私が、袋から薬を出して、飲める状態にして、母に飲んでもらっています。
いや、飲ませています。
薬を飲ませる私の「薬の飲ませ忘れ防止策」になってしまいました。
介護をされている方、介護の心配がある方などにとって、なんらかのお役に立てれば幸いです。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。