私は、大腸憩室症出血という病気と、お付き合いしています。
昨年末(令和4年12月31日)の朝に、出血してしまいました。
「あっ、きたっ」という感じでした。
前日に、スーパーで買ったカットメロンが、熟れていて、食べた後、すぐに、腸に違和感がありました。
すると、やはり、出血してしまいました。
これで、4回目です。
前回は、4年前、出血が止まるのに、数時間かかりました。
10日ほど、入院して、治療しました。
その当時と比べると、母の状態が悪くなっており、とても、自宅で一人では、生活できる状態では、ありません。
「さて、どうするか?」
布団で寝て、電気アンカを、お腹に当てて、「神さま、お願いします」と心の中で思った瞬間に、出血が止まったような感覚がありました。
「まさか」と思いました。
しかし、その後、血が混じった便は出ましたが、液体の血は出ず、おならが出るようになったのです。
大晦日で病院が休みになっていることもあり、しばらく様子を見ることにしました。
できる限り、安静にして、栄養ドリンクを飲み、食事は一食で、消化の良いものを食べるようにしました。
年明けに、病院に行って、大腸内視鏡検査を受けました。
ポリープ等はなく、憩室からの出血であるだろうということでした。
大腸憩室症出血というのは、予防法が確立されておらず、出血の原因も解明されておらず、止血の方法も確立されていないようです。
出血は、自然に止まるということですが、何日間も出血し続ける方もいるそうです。
私は、運が良かったと思います。
(神さまにお願いしたこと、祈ったことが、良かったのかもしれません。
感謝、感謝です。
再度、出血しないように、試行・努力しますが、もしものときは、また、神さま仏さまに、止血をお願いしようと思います。)
今回の発症後、いろいろと考えました。
食べたメロンが原因と考えていましたが、メロンは引き金でしかなく、それまでに、出血する要因が溜まっていなのではないかという思いに至りました。
出血する要因を溜め込んだのは、「心の三毒」と言われるものではないかと思うのです。
「貪りの心」「怒りの心」「愚かな心」の3つです。
母の介護をしながら、食事以外に、パン等をよく食べました。
夜中に起きて、母のパットを替えるときもパンを食べました。
胃腸を休めることを考えず、食べ過ぎ、貪り過ぎだったと思います。
そして、母を、よく叱りました。怒りました。
なぜ、あんなに感情的になるのかと反省はしましたが、年末に向けた何回もやってしまいました。
このような毒が、溜まって、憩室に便等が溜まり、出血に至ったのではないかという仮説です。
3回目までは、スーパーで買った寿司が原因という仮説を立てて、4年間、発症を抑えました。
今後は、それに加えて、貪りや怒りに注意したいと考えてみようと思います。
自宅で介護をするためには、介護をする人の肉体的な健康に加えて、精神的な健康、心の平穏といったものも必要であると思うのです。
セキレイという小鳥です。
近くの川沿いに行くと会えます。
小鳥の仕草を見るのと鳴き声を聴くのが、ささやかな癒しです。
ありがとうね。
介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
たいへんな時代に、介護をするのも大変です。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。