ウオーキングを終えて帰宅したらお腹がペコペコ。が、すぐには朝食を摂らない。栄養学的に運動後すぐの食事は良くないそうで、一番いいという30分後までババはじっと我慢する。
新聞を読みながら30分ほどしたら、朝食の準備に取り掛かる。まずコーヒーだが、ペーパーフィルターを使って淹れるのは時間がかかってまどろっこしいし、淹れ終わるまでに温度が冷めてぬるくなるからイヤ。
私流のドリップ式コーヒーの淹れ方はというと、小さな鍋に買い置きの天然水を大きめのマグカップにあふれるほどに入れ、コーヒー粉をスプーンで5杯入れ沸騰させる。沸騰したら火を最小にして、タイマーを3分。その間にレタスとトマトのサラダを作り、トーストを焼く。
3分してブザーがなったら、茶こしでこしながらマグカップに入れ、ミルクと砂糖をたっぷり入れる。こんな横着な淹れ方だが、これがまことに美味である。ペーパーフィルターで淹れるよりよほど濃くて、アツアツのコーヒーが飲める。難をいえば、飲み終わったカップの底に澱が貯まるが、少し飲み残せばまったく気にならない。
トーストが焼けたらスライスチーズ1枚とロースハム2枚を乗せて一丁上がり。他には、卵に塩・コショウしてレンジで50秒ほどチンして目玉焼きを作る。が、チンする前に卵の黄身に何か所か穴をあけておかないとレンジの中で爆発するから要注意だ。また、卵に牛乳を少し入れてさっと混ぜて、塩・コショウで味付けして、レンジで50秒チンしてもいい。トッピングはこの3種類の繰り返しだ。
新聞の続きを読みながら朝食開始。コーヒーは普通のカップ約2杯分の量があるから、これにサラダとトーストを食べるともうお腹いっぱい。
時に甘いトーストが食べたくなるとジャムかマーマレードを塗る。昔は市販の物を買っていたが、ある時、もらった甘夏みかんをマーマレードにしてみたら意外と美味しかったので、以来、マーマレードは自家製だ。
作り方はというと、横着なババが作るのだから至って簡単。本当は「夏みかんで作るマーマレードの作り方」の説明通り、手間ひまかけて作れば美味しいだろうが、面倒なことはダメ。私しか食べないのだから簡単に手早くできればいいのである。
材料は大きめの甘夏みかん1個、砂糖も水も適当。みかんをよく洗って、普通は皮をむいて袋から身を取り出すが、私は皮付きのまま八つ切りにして、袋も白いワタもそのままで5㎜くらいに刻む。捨てるものは何にもない。
それを深型の耐熱容器に入れ、適当に砂糖と水を加えて電子レンジへ、タイマーを5分。煮立ったら一度味見をする。砂糖が不足なら足して、水が必要なら足して、時間もとろみがつくまで煮込む。が、煮るとき吹きこぼれるからフタを少しずらしておくように。これで甘さと酸っぱさに、白いワタの苦みがマッチして美味しいマーマレードができる。
みかんなら何でもいいが、この前、ブンタンをもらって、身を剥いて食べるのが面倒なのでマーマレードにしてみたら美味しかった。が、もともとブンタンは甘くて酸味が少ないのでちょっと物足りなかった。
大きなブンタンだったので1個でも量が多くて、試しに小さなカップに入れて冷凍にしたら美味しいシャーベットができてたよ。今度は夏みかんでたくさん作って、シャーベットにしてみようかな。
もう食べることしか楽しみがないババ。次は何を食べようか、考えるのはそれくらいなお気楽なババ。
生きることは食べること。食べられる時に食べておこう。明日のことは分からないから…。そして何でも食べられる丈夫な胃袋に感謝、感謝です。
文句無しの独居老人暮らし。
sirousagi もこうありたいね。
朝ごはんが美味しいと思える有難さ。
チョット体調崩せば手を抜いても作る気も起らないし食欲自体消え失せている。
まだまだ見習うことが多いなあ。
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