昨日は一日中雨で寒かった。今朝は夜来の雨も上がり、7時ごろには日が照り出した。青空に覆いかぶさるような大きな雲、今にも落ちてきそう!
少し前のネット記事だ。世界遺産に登録された中国安徽省黄山を訪れた中国人観光客が、トイレやレストランの床で一夜を明かす写真が投稿された。観光客がホテルではなくトイレで夜明かしするのは観光シーズンを迎えて黄山の宿泊費が高騰したためだとか。
日本でもトイレで食事する人がいると何かで読んだことがある。中国人ならあれくらいはやりそうなだが、どんなにきれいに掃除してあってもトイレはトイレだ。想像するだけでも気持ちが悪くなる。
アジアでは、トイレットペーパーをそのまま流してはいけない国・地域は現在も多いそうだ。例を挙げると「韓国」「台湾」「中国」「タイ」「ベトナム」「フィリピン」など。トイレの配水管が細い、トイレットペーパーの質が悪いなどの理由で、トイレが紙で詰まる原因となるからだとか。
私がアジアで行ったことがある国は、マレーシア・ペナン島、中国・上海、韓国・済州島である。マレーシアも韓国もトイレがどうのこうのというトラブルはまったくなかった。が、上海のトイレにはまいった。もっとも私が行ったのは2007年、17年も前のことだから、今では変わっているだろうと思っってたけど…。
上海は中国最大の経済都市なのに、裏町に行くとあちこちにゴミの山が目に付いた。それにトイレ事情の悪さ、不潔で不衛生この上ない!
空港のトイレは水圧が弱いからなかなか流れなかった。それにトイレットペーパーの設置はない。もっとびっくりしたのは繁華街の土産店のトイレだ。コンクリート床の真ん中に穴が空いているだけだから怖かった。
また上海ガニを食べにいった大きなレストランのトイレでは「使用したペーパーは流さないで、前の箱に入れてください」という張り紙がしてあり、目の前には入りきらない使用済みのペーパーがそこら中に散らばっている。もう気持ち悪いのなんのって、急に食欲がなくなったことを思い出す。
それに上海で最も人気のある観光地の一つ「豫園」のトイレもひどかった。入口に人がいて1元(約150円)支払って入ると、丈の短い薄い板でいくつかに仕切られている。入ると横向きに溝が掘ってあり水は流しっぱなし。溝をまたいで用をたすのだ。早々に用を足して出口に並ぶと、柄杓を持った人が待ち構えていて、1杯の水を両手にかけてくれる。これが上海一の観光地のトイレだから、他は推して知るべしだろう。
ホテルは大きくて高級感があり雰囲気もよし。トイレも普通に使えて、やっと人心地がついた。上海にはもう二度と行きたくない。たとえタダで連れて行ってやると言われても断る。
海外に行くなら日本より経済規模が大きく、豊かで美しい国がいい。自分より生活レベルの低いところだとちっとも楽しくない。やはり「わぁきれい、わぁステキ!」と夢見心地にさせてくれるようなところでなくちゃあネ!
それよりも驚いたのは、イタリアではトイレに入るのにわざわざお金を払わなければならないことでした。
日本のトイレが清潔で、しかも無料でいつでも入れるというのは、世界に誇るべきものですね。
私もイタリアへ行きましたがトイレはどこも有料でした。外国ではレストランも、ホテルでは荷物を運んでくれたらチップを、連泊するとベッドメイキングなどにチップは当たり前です。何につけても日本が一番いいですね。