スイミングに行くと、いつも水に入る前にゴーグルに曇り止めを塗る。このゴーグルは買ってからもう6年くらいになるだろうか。最近は曇り止めを塗ってもよく見えなくて、そろそろ買い替え時かなと思案していた。
ところが先日、レンズの内側に曇り止めを塗り、外側にも塗ろうとしたら、レンズの周囲に白いものがついている。何だろうと引っ張ってみると、アレレ、もうおかしくておかしくて…、何だと思います?
ゴーグルだけでなくどんな製品でも新品には傷がつき易いところや汚れ易いところには透明なフィルムが貼ってある。それが使って行くうちに汚くなって剥がれてくるが、それだったのである。このゴーグルだけではない、20年の間には3個や4個は買い換えたが、ぜんぶフィルムを剥がさなかったのが原因だったのかと思うと、おかしくておかしくて…。
フィルムを剥がしてみると見える見える、ウソみたいによく見えるのだ。水中では少々霞んで見えようが別に支障はない。むしろ水の汚れが見えなくていいくらいのものだが、20年間もレンズにフィルムが貼ってあることに全く気づかなかったというマヌケさ、プールのフロントの女性に話すと大笑いされた。
人は私のことをシャンとしていると言ってくれるが、全く違うのだ。5月頃のブログにも書いたと思うが、花粉症の目薬でも失敗している。アレルギー性鼻炎は年中だが、ここ何年かは花粉症の時期になると目がかゆくてたまらなくなる。我慢できなくなって眼科へ行ったら、「来年からは花粉が飛び始める前に来なさい。予防することができるから…」と言われた。
そう言われて3種類の目薬を2セットもらったが、予防薬は来年になったら別の飲み薬でもくれるのだろうと勝手に思い込んでいた。まさかその目薬が予防薬とは全く思わなかったのである。それでも翌年の早い時期に予防薬をもらいに行っていたら勘違いがわかったのに、まあこの目薬があるからいいやと、翌年になっても眼科へは行かなかった。
その年もそのまた翌年も、花粉の時期が終ろうとしているのに目がかゆくてたまらない。先生が「おかしいなあ」という。そりゃそうだ、先生は、私がきちんとさして予防しているものと思っているのだから…。
今年もまた5月の中ごろになってもかゆみは治らないし、目薬もなくたったので眼科へ行った。「もう花粉の時期も終ったのにおかしいなあ。症状が出る1ヶ月前からきちんとさしていたら軽くてすむのになあ」と、先生は首をかしげる。
「えっ、これは予防薬ですか。私はずっと症状が出てからさしていたのですが…」、「ずっとそうやっていたのか? 症状が出てからさしても効くわけがなかろうが…」とあきれられるやら叱られるやら…。ここで初めてこれは予防用の目薬だと知ったのである。
こうやって勝手な思い込みで3年も…。治らないのを目薬のせいにして、もうすこしで先生に「他に薬はありませんか」と文句を言うところだった。まったく冷や汗ものである。
我ながらあきれ果てている。これは年のせいでも、ボケたのでもない、単なるマヌケなだけだと思うことにしているが、マヌケも度重なるようなら要注意だ。もう少しシャンとしなくちゃあ…。
ところが先日、レンズの内側に曇り止めを塗り、外側にも塗ろうとしたら、レンズの周囲に白いものがついている。何だろうと引っ張ってみると、アレレ、もうおかしくておかしくて…、何だと思います?
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ゴーグルだけでなくどんな製品でも新品には傷がつき易いところや汚れ易いところには透明なフィルムが貼ってある。それが使って行くうちに汚くなって剥がれてくるが、それだったのである。このゴーグルだけではない、20年の間には3個や4個は買い換えたが、ぜんぶフィルムを剥がさなかったのが原因だったのかと思うと、おかしくておかしくて…。
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フィルムを剥がしてみると見える見える、ウソみたいによく見えるのだ。水中では少々霞んで見えようが別に支障はない。むしろ水の汚れが見えなくていいくらいのものだが、20年間もレンズにフィルムが貼ってあることに全く気づかなかったというマヌケさ、プールのフロントの女性に話すと大笑いされた。
人は私のことをシャンとしていると言ってくれるが、全く違うのだ。5月頃のブログにも書いたと思うが、花粉症の目薬でも失敗している。アレルギー性鼻炎は年中だが、ここ何年かは花粉症の時期になると目がかゆくてたまらなくなる。我慢できなくなって眼科へ行ったら、「来年からは花粉が飛び始める前に来なさい。予防することができるから…」と言われた。
そう言われて3種類の目薬を2セットもらったが、予防薬は来年になったら別の飲み薬でもくれるのだろうと勝手に思い込んでいた。まさかその目薬が予防薬とは全く思わなかったのである。それでも翌年の早い時期に予防薬をもらいに行っていたら勘違いがわかったのに、まあこの目薬があるからいいやと、翌年になっても眼科へは行かなかった。
その年もそのまた翌年も、花粉の時期が終ろうとしているのに目がかゆくてたまらない。先生が「おかしいなあ」という。そりゃそうだ、先生は、私がきちんとさして予防しているものと思っているのだから…。
今年もまた5月の中ごろになってもかゆみは治らないし、目薬もなくたったので眼科へ行った。「もう花粉の時期も終ったのにおかしいなあ。症状が出る1ヶ月前からきちんとさしていたら軽くてすむのになあ」と、先生は首をかしげる。
「えっ、これは予防薬ですか。私はずっと症状が出てからさしていたのですが…」、「ずっとそうやっていたのか? 症状が出てからさしても効くわけがなかろうが…」とあきれられるやら叱られるやら…。ここで初めてこれは予防用の目薬だと知ったのである。
こうやって勝手な思い込みで3年も…。治らないのを目薬のせいにして、もうすこしで先生に「他に薬はありませんか」と文句を言うところだった。まったく冷や汗ものである。
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我ながらあきれ果てている。これは年のせいでも、ボケたのでもない、単なるマヌケなだけだと思うことにしているが、マヌケも度重なるようなら要注意だ。もう少しシャンとしなくちゃあ…。
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