毎週火曜日、午後10時から放送されているドラマ「僕の歩く道」は、「僕の生きる道」、「僕と彼女と彼女の生きる道」に続く、橋部敦子さん脚本の三部作で最終章だそうである。私は前の二作は見ていない。
このドラマは、先天的な障害により、10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年が主人公で、彼をとりまく周囲の人たちの人間模様を交えた物語であり、妙に心惹かれるものがあって欠かさず観ている。今までのストーリーや登場人物などは、公式HPで詳しく紹介されている。
自閉症について調べたら、自閉症は、空間認知力や視覚認知・言語能力の発達が遅滞する発達障害の一種である。高機能自閉症と低機能自閉症があり、ただ単に「自閉症」という場合は、低機能自閉症の事のみをさすそうである。
現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与すると考えられている。日本では1000人に1~2人の割合で生じているが、どこまでを自閉症の範囲とするかによって発生率は大きく違う。また男性に多いそうであるが、保護者の教育や生まれ育った環境が原因で自閉症になるということはあり得ないという。
一般的な低機能自閉症児の特徴の例として、以下があげられる。
★おもちゃ・本物の自動車の車輪や床屋の回転塔などの回転するものへの強い興味。
★数字や風景など、特定のものに対する高い記憶能力。
★ある特定の音に対する強い不快感、物を規則正しく並べる行動。
★何かして欲しい事があった場合に、そのことを直接言葉では伝えられず、近くの人の手を引っ張って対象物の所まで連れていく「クレーン現象」という行動。
★客観性を持たない文章。逆に事実だけを羅列し、「楽しかった」などの主観が入らない文章。
★特定の物、行動などに対する強いこだわり。(こだわりは人によって全くといっていいほど異なる)
現代医学では根本的な原因を治療する事は不可能とされているが、「ソーシャルスキルトレーニング」などの各種プログラムなどによって、健常者に近い社会生活が送れるようになる場合もある。が、これらのプログラムは補助的な方法であり、根本的な原因が治癒した訳ではないという。
現在日本では、推定36万人の自閉症患者がいるそうである。大分前だが、ドラマ「君が教えてくれたこと」で、ともさかりえが高機能自閉症の役で出演していたことがある。天気予報に優れた知識を持っている女性が主人公で、私も毎回観ていた。また、ダスティンホフマンが自閉症の役を演じていた「レインマン」という映画があったのは知っているが、これは観ていない。
「僕の歩く道」の第4回までを見たが、主人公の大竹輝明役を演じる草剪剛の自然な演技がとてもすばらしい。観ていて心温まる、また、笑いも出てくるドラマである。次回から、その都度感じたことをブログに書いてみたいと思っている。
このドラマは、先天的な障害により、10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年が主人公で、彼をとりまく周囲の人たちの人間模様を交えた物語であり、妙に心惹かれるものがあって欠かさず観ている。今までのストーリーや登場人物などは、公式HPで詳しく紹介されている。
自閉症について調べたら、自閉症は、空間認知力や視覚認知・言語能力の発達が遅滞する発達障害の一種である。高機能自閉症と低機能自閉症があり、ただ単に「自閉症」という場合は、低機能自閉症の事のみをさすそうである。
現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与すると考えられている。日本では1000人に1~2人の割合で生じているが、どこまでを自閉症の範囲とするかによって発生率は大きく違う。また男性に多いそうであるが、保護者の教育や生まれ育った環境が原因で自閉症になるということはあり得ないという。
一般的な低機能自閉症児の特徴の例として、以下があげられる。
★おもちゃ・本物の自動車の車輪や床屋の回転塔などの回転するものへの強い興味。
★数字や風景など、特定のものに対する高い記憶能力。
★ある特定の音に対する強い不快感、物を規則正しく並べる行動。
★何かして欲しい事があった場合に、そのことを直接言葉では伝えられず、近くの人の手を引っ張って対象物の所まで連れていく「クレーン現象」という行動。
★客観性を持たない文章。逆に事実だけを羅列し、「楽しかった」などの主観が入らない文章。
★特定の物、行動などに対する強いこだわり。(こだわりは人によって全くといっていいほど異なる)
現代医学では根本的な原因を治療する事は不可能とされているが、「ソーシャルスキルトレーニング」などの各種プログラムなどによって、健常者に近い社会生活が送れるようになる場合もある。が、これらのプログラムは補助的な方法であり、根本的な原因が治癒した訳ではないという。
現在日本では、推定36万人の自閉症患者がいるそうである。大分前だが、ドラマ「君が教えてくれたこと」で、ともさかりえが高機能自閉症の役で出演していたことがある。天気予報に優れた知識を持っている女性が主人公で、私も毎回観ていた。また、ダスティンホフマンが自閉症の役を演じていた「レインマン」という映画があったのは知っているが、これは観ていない。
「僕の歩く道」の第4回までを見たが、主人公の大竹輝明役を演じる草剪剛の自然な演技がとてもすばらしい。観ていて心温まる、また、笑いも出てくるドラマである。次回から、その都度感じたことをブログに書いてみたいと思っている。
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