10月2日、文化審議会国語分科会の敬語小委員会は、一般的に「尊敬・謙譲・丁寧」と3分類されている敬語の分類法を5分類にする指針案をまとめたそうだ。
指針案では、聞き手に上品な印象を与えるために使われる「お酒」「お化粧」などの言葉を美化語として丁寧語と区別して2分類。謙譲語については、「伺う」「申し上げる」など動作の対象となる相手への敬意を表す「謙譲語1」、「申す」のように自分の動作などを丁重に表現する「謙譲語2(丁重語)」に分けて、「尊敬語・謙譲語2・丁寧語・美化語」の5分類とするという。
指針案は、5分類した敬語の性質、使い方について具体的な場面を例示し解説しているそうである。一方で、画一的な「マニュアル敬語」や、「ご苦労さま」など本来の使い方とは逆に、目下から目上の人に使われるケースの多い「ねぎらい言葉」についても注意を促している。
24日の購読紙に、国語分科会は、敬語の使用法をQ&A方式で示した指針案をまとめて、一般からの意見も聞いた上、来年2月に文科相に答申するという記事があった。
指針案は、「会社の上司を取引先に紹介する」や「教師に手紙を出す」など、36の具体的な使用場面を想定している。「上司は呼び捨てにし、肩書きでは呼ばない」、「自分が教え子の場合は、○○様より○○先生の方が適切」などと、使用法を示している。
また、駅のアナウンスで耳にする「ご乗車できません」は誤用で、「ご乗車になれません」が正しい。「させて~いただく」も場合によっては不適切だとされている。
「ご注文の品はおそろいになりましたか」のように、丁寧さを強調し過ぎた「マニュアル敬語」については「かえって不快な思いを与える場合がある」と、画一的な使用を戒めたという。
「上司は呼び捨てにし、肩書きでは呼ばない」などは常識的なことであるが、うちの会社でも、電話の応対などで、若い人が往々にして誤用している。また、「社長」「専務」でいいものを「社長さん」「専務さん」などというのもよく聞くが、下っ端が「社長」と偉そうに呼ぶのにはどうも抵抗があるらしい。
ファミレスなどで、会計の時「○○円からお預かりします」と言われるのも耳障りである。「から」は不要であろう。また、TBSの「渡る世間は鬼ばかり」のドラマを、よく注意して観たら分かると思うが、過剰なまでの丁寧な言葉遣いが耳障りになることがある。なんにでも頭に「お」をつけるのであるが、たとえば「おっしゃりたくないこともおありでしょうから」とか、「お食事をお済ませになってお出かけなさいますか」とか、役者がよく舌をかまずにしゃべれるものだと、いつも感心している。特に子役や若い人のセリフであまりに丁寧すぎるのは現代っ子らしくなく、不自然に感じる。あれが正しい敬語の使い方だろうか、私など、クソ丁寧に言われると、かえって馬鹿にされたような気がしてくるのだが…。
指針案では、聞き手に上品な印象を与えるために使われる「お酒」「お化粧」などの言葉を美化語として丁寧語と区別して2分類。謙譲語については、「伺う」「申し上げる」など動作の対象となる相手への敬意を表す「謙譲語1」、「申す」のように自分の動作などを丁重に表現する「謙譲語2(丁重語)」に分けて、「尊敬語・謙譲語2・丁寧語・美化語」の5分類とするという。
指針案は、5分類した敬語の性質、使い方について具体的な場面を例示し解説しているそうである。一方で、画一的な「マニュアル敬語」や、「ご苦労さま」など本来の使い方とは逆に、目下から目上の人に使われるケースの多い「ねぎらい言葉」についても注意を促している。
24日の購読紙に、国語分科会は、敬語の使用法をQ&A方式で示した指針案をまとめて、一般からの意見も聞いた上、来年2月に文科相に答申するという記事があった。
指針案は、「会社の上司を取引先に紹介する」や「教師に手紙を出す」など、36の具体的な使用場面を想定している。「上司は呼び捨てにし、肩書きでは呼ばない」、「自分が教え子の場合は、○○様より○○先生の方が適切」などと、使用法を示している。
また、駅のアナウンスで耳にする「ご乗車できません」は誤用で、「ご乗車になれません」が正しい。「させて~いただく」も場合によっては不適切だとされている。
「ご注文の品はおそろいになりましたか」のように、丁寧さを強調し過ぎた「マニュアル敬語」については「かえって不快な思いを与える場合がある」と、画一的な使用を戒めたという。
「上司は呼び捨てにし、肩書きでは呼ばない」などは常識的なことであるが、うちの会社でも、電話の応対などで、若い人が往々にして誤用している。また、「社長」「専務」でいいものを「社長さん」「専務さん」などというのもよく聞くが、下っ端が「社長」と偉そうに呼ぶのにはどうも抵抗があるらしい。
ファミレスなどで、会計の時「○○円からお預かりします」と言われるのも耳障りである。「から」は不要であろう。また、TBSの「渡る世間は鬼ばかり」のドラマを、よく注意して観たら分かると思うが、過剰なまでの丁寧な言葉遣いが耳障りになることがある。なんにでも頭に「お」をつけるのであるが、たとえば「おっしゃりたくないこともおありでしょうから」とか、「お食事をお済ませになってお出かけなさいますか」とか、役者がよく舌をかまずにしゃべれるものだと、いつも感心している。特に子役や若い人のセリフであまりに丁寧すぎるのは現代っ子らしくなく、不自然に感じる。あれが正しい敬語の使い方だろうか、私など、クソ丁寧に言われると、かえって馬鹿にされたような気がしてくるのだが…。
ナニ調子こいていらっしゃるのかと思うけど・・・
耳障りなのはご指摘の様にコンビになどで
かっきり 367円渡したのに、367円からですね・・・とおこきあそばす。
もっと払いってか・・・はたまた足りないってか・・・と言いたくもなる。
スポーツジムへ行くと、可愛い子ちゃん数人が
口を揃いて こんにちわ~ と明るく爽やかに
挨拶をする・・・だけど、よそ見しないでキチンと
頭下げろや・・・言動不一致だろうが・・・。
こんなのも学校が教えて欲しい・・・。
貴方のブログにもお邪魔してますが、楽しそうですね。
スポーツジムで鍛えていらっしゃるのですね。私はスイミングをかれこれ18年くらいやってますが、最近スタミナがなくなり、細切れで泳ぐだけ。昔は500mくらいは平気で泳いでいたのに、それも横着なのと、歳のせいらしいけど…。
先日パスポート申請の写真を撮ったら、前科何犯の指名手配みたいなのができて、大ショック(-_-;)。