上郡町ピュアランド山の里・・・

　今日14日はババの誕生日、数えで77歳の喜寿である。一茶の俳句「めでたさも中くらいなりおらが春」ではないが、健康で喜寿を迎えられたことは有り難く、まあこういう心境…かな？
　12日から１泊で、津山の親友らいつものメンバー４人でちょっと遠出してきた。兵庫県上郡町に町立研修センター「ピュアランド山の里」というのがあり、リニューアルオープン１周年記念モニタープラン宿泊募集の折込チラシを見て予約していたのである。宿泊料は6,000円（入湯料＋ビール１本付、消費税込み）である。
　友人たちは２時に到着、私を乗せていざ出発！　上郡町へは行ったことがないが、我が家から約30分ほどで着いた。ホテルは小高い山の中腹に建っていて、こじんまりした小さなホテルである。
　チェックインには早すぎたので、町中を車で一周してみたが、山あいの小さな町でこれといってめずらしいものはない。
　ホテルに着いて、チェックインしたら先ずはお風呂。温泉でないのが残念だが、６階にある大浴場はガラス張りで山や町が一望でき、景色を見ながらゆったりとした気分でくつろいだ。
　夕食は６時、１階のレストランである。他に客は１組４人だけだった。先ずはサービスの地ビール「山田錦」で乾杯。他のメーカーのビールより口当たりがソフトで私はいいと思ったが、酒飲みには少し物足りないかもしれない。

　料理は上品な味付けで、どれも美味しかった。「鱧の梅肉和え」は今年初物の鱧である。「初物を食べると75日長生きする」というのは困ると思ったけど食べたわ
　タコの釜飯が美味しくて、お釜の底のおこげまでそぎ落としてきれいに平らげた。最後のデザートを食べ終え、「あっ、写真撮るの忘れた！」、他の料理は全部撮ったのに…。
　空いた皿や鉢を片づけていたウエイターがそれを聞いていたのだろう、しばらくして「どうぞ」と言ってデザートの皿を置いてくれた。この心遣い、憎いネー。こんなサービスをしてくれるところなんてめったにない。うれしかったわ。アンケート記入を頼まれていたので、うんと褒めておいた。
　夜は持ち込みのチューハイを飲みながら延々とおしゃべりが続いた。よくこれだけ話題があるもんだネ。
　
　翌朝、いつものように早起きした。起きてすぐ窓外を見たら、思わず「フワー！」と声が出た。我が家から見る夜明けと同じで真東からの日が昇ってくる。だが、前は海でなく、民家の灯りがキラキラと光って神秘的だった。

　だんだんと空が白み始める。さあ、ウオーキング開始だ。 
 
 
 

　「井の端古墳群」弥生時代からの墳墓群でホテルのすぐ前の丘にある。
 
　
 
 
 
 

　栗の花がたくさん咲いている。今年は豊作かな？

　道の片側に桜の木がいっぱい植えてある。桜の時季にまた来たいなあ。
 

　山道を登ってゆくと杉並木が続いている。

　山道のウオーキングもいいなあ。心地良い澄み切った空気と、自然の静けさはもう最高！　しっかり歩いたので朝食が美味しかった。これで１キロは完全にプラスだネ。トホホ…　
　モニタープランとはいえ、これで6,000円は大納得、また行きたいわあ。