昨日の暴風雨には参った。いつものように4時10分起床、40分ばかり体操をして、ウォーキングに出ようと玄関を出たら吹き飛ばされそうなくらいの強風だったので、しばらく様子を見ることにした。
ふと一昨日のことを思い出した。スーパーでシャンプーとリンスの詰め替え用を買ったのだが、同じ柄のパッケージで色違いのものが並んでいたのでシャンプーとリンスと思い込んでしまったのだ。家に帰ってよくみると、どちらもシャンプーで、ダメージヘアー、さらさらヘアーと書いてある。いつもはよく見て買うのに、とうとうボケが始まったか、とショック。だがいずれ使うものだし、わざわざ交換しに行くのも面倒だったのでレシートも捨てた。
あわててくず籠を引っ掻き回してレシートを見つけた。スーパーは7時開店だから、15分前に出て行けばちょうどいい、その頃には風も弱まるだろう。よし、今日のウォーキングはスーパーまでの往復と決めた。
だが、風は相変わらずで、一瞬、体がよろめくくらいの強風だった。家のない海沿いの道に来ると、風はより強く吹き付ける。人がみたら、こんな日にウォーキングかと笑われそうだが、引き返すこともできず、とうとうスーパーまで行った。
あれっ! 開いてない! 荷を運び入れていた人がいたので、「7時開店では?」と聞いたら「8時開店です」という。なぜ? いつから? わざわざ来たのに、馬っ鹿みたい! でも、こうなったらどうがどうでも交換しなければ…。少し意地になってきた。
行くところもないので家に引き返して、新聞を読みながら朝食をすませ、8時にまた家を出た。レジの人に訳を話して、商品が展示してあるところに行ってみると、リンスは売り切れているという。リンスはまだ少し残っているから今度でもいいので、返品ということで代金を返してもらった。
帰り道、風は弱まるどころかますます強くなっている。小さな橋の上で欄干を握り締めて立ち止まったり、しばらくよその家の門の鉄柵にしがみついて動けなかったり、風かこんなに怖いとは思わなかった。体重があるから良かったが、これが軽かったら風に吹き飛ばされて、物笑いの種になったかも…。
夕方からは雨が降り出して横殴りの暴風雨となった。海も珍しく白波が立つほど荒れ狂っている。我が家のベランダは幅が広いので、よほどの風雨でないとガラス戸までは汚れないのだが、波しぶきが風に乗ったのか、海水交じりの水滴がこびりついている。最初に濡れた新聞紙で拭き、それから乾いた新聞紙で磨くと大概はきれいになるのだが、今朝は何回拭いてもなかなかきれいにならなかった。暴風雨のお陰で朝からとんだ大仕事、今日はもう何もしなくない。
今朝は昨日の嵐が嘘のように雲ひとつない青空、背中が焼け付くように照りつける太陽、まるで真夏を思わせる陽気となった。明日は「こどもの日」だ。空の神さまにお願い! こどもたちのために明日はいいお天気にしてネ。
雨も風も人間の力では制御できない次元の事
恐怖を感じる機会が無いことを願うのみ。
年を追うごとに、世の中、大自然の脅威に慄く出来ごとが増えているように。
とにかく一日一日が平穏無事にといのるばかりです。
いつも強風の時は外へ出ないようにしているので、風の恐さを侮っていました。体重があっても一瞬の強風には抗し得ず、足を踏みしめてもよろめいて、何かにつかまらなくては飛ばされそうでした。
今年になってからは異常な気象続き、地球全体がそうなのでしょうが、何か大きな天変地異が起こりそうで不気味です。
何事も起こらぬよう万の神に祈りましょう。