19日の記事。【日本維新の会の石原慎太郎共同代表は18日、共同通信のインタビューで、共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言が党勢低迷を招いたことについて「大迷惑だ」と批判した。同時に、参院選の結果次第では、橋下氏の進退判断もあり得るとの認識を示した。橋下氏を擁護してきた石原氏が厳しい姿勢に転じたことで、日本維新の混乱が拡大する可能性もある。
石原氏は、橋下氏の責任をめぐり「(参院選の)結果を見て、その素因をつくった橋下氏がどう理解するかの問題だ」と指摘した。「私がどうしろこうしろとは言えない」として、自身で判断すべきとの考えを示した。
橋下氏には電話で「仲間に『申し訳なかった』とのメッセージを出したらどうだ」と求めたと説明。会話で橋下氏が「辞めろと言われれば、いつでも辞める」としたため、「そういう居直り方はしない方がいい」と忠告したことも明かした。
慰安婦発言をめぐり、橋下氏は「日本も悪かったが、世界各国も過去を見てほしいと訴えたかった」と釈明しているが、インタビューで石原氏は「言わなくてもいいことを言って、タブーに触れたわけだから、いまさら強弁してもしょうがない。弁護士の限界だ」と述べた。
橋下氏によるオスプレイ一部訓練の八尾空港受け入れ提案についても「無理だ。行政を知らないから、ああいうとんちんかんなことになる」と強調。「大阪(の維新幹部)は国政に未経験、無感覚。一言でも相談してくれれば良かった」として、党の意思疎通の在り方を問題視した。】
18日開かれた日本維新の会国会議員団の役員会では橋下氏が「釈明の場」を設けるよう調整することで一致したという。役員会後、石原氏は橋下氏に電話し、テレビカメラの前で釈明することを求めたが、橋下氏は「では、代表を辞めれば良いんですか」と反発。「(6月末の)執行役員会やツイッターで説明する」と拒否したという。
おもしろくなってきたね。一番の理解者と思っていた? 石原氏に、ここまで言われたらもう決裂だろうネ。石原氏もこのまま共倒れしたくないと覚悟を決めての発言だろうが、自分を批判する人に対しては徹底的に攻撃、反論する橋下氏のことだからおとなしく引き下がるとは思えない。6月末にツイッターでどう説明するか、これからどうなるか見ものだね。
この動画は、今話題になっている関西ローカルの『たかじんNOマネー』の動画である。
ネット上では水道橋博士の行動に賛否両論が巻き起こっているそうだが、やはり口巧者の橋下氏には敵わなかったということだろう。また、他のコメンテーターも同様で、まったく橋下氏の独り舞台に終わったように思える。昨今のコメンテーターの発言には「そんなことは私でも言えるわ」と思うことがよくあるが、プロのジャーナリストなら、もっと「口角泡を飛ばす」くらいの激論を交わしてほしかったね。
この番組の中で、橋下氏は慰安婦問題については「国家補償」にまで触れている。これについて緒方林太郎氏(元条約課課長補佐)のブログに、橋下氏は「請求権」というものがよく理解できていないのではないかと書いている。さらに、「ここでパンドラの箱が開いてしまうと、第2、第3のパンドラの箱が待っているのです。国家意思があったと思われる案件について、雨後のタケノコのようにどんどん請求権の要求が出てくるでしょう。そうなってしまえば、論理的には「いや、あそこで言った国家補償の話はいわゆる慰安婦問題だけに限定した話です」なんてことは通用しません。」と書いている。
しかし、橋下氏は番組内で、出演しているコメンテーターに対して「国家補償について発言できますか」と問いかけ、「ここまで踏み込んで発言できる政治家はいない」と、さも自分が優れた人間であるかのように述べたが、思い上がりも甚だしい。たかが少数野党の共同代表兼大阪市長の分際で、そんなところにまで踏み込んでいいものか。石原氏がさじを投げたくなるのも分かるネ。
彼も大阪ではまだまだ盤石の支持があるので、暫く大阪都構想に専念してほしいですね。有能な政治家を簡単につぶすのでは、将来が心配です。現状維持族が喜ぶけど
私も最初は期待していましたが、あの脱原発からあっさりと原発推進に変わったのにはおどろきました。
そして、桜宮高校のいじめ問題での強引なやり方、今回の軽率な発言、絶対に非を認めない傲慢さ、今では胸くそが悪くなります。
大阪市長として大阪市政に全力を尽くして、国政に参加するのはそれからでしょう。中途半端がいけないのだとおもいますね。