冷たそうな波間にカモメが一羽、エサを探しているのかな?
そろそろ確定申告の時期だが、私はもう済ませた。毎年1月半ば頃、パソコンの「確定申告書等作成コーナー」で作成、印刷して送付する。申告するほど収入があるわけではないが、個人年金収入があり、源泉徴収された金額の「還付」を受けるために申告するのである。
24日に申告書と「控え」、それに返信用封筒を同封して送ったら、27日にはもう「控え」が返送されてきた。そのうち銀行口座に還付金が振り込まれたら終わり。ヤレヤレ!
ちなみに確定申告書にはAとBがあり、Aは会社員の人、Bは個人事業主やフリーランスが使用する。現役の頃は個人事業主で青色申告だったが、今は無職だから白色のBだ。収入は公的年金と個人年金だけ、控除されるのは社会保険料とがん保険料だけだから、作成は至って簡単だ。
しかし毎年少しずつだが、申告書の様式が変更されるから困る。保存する方法も今までは「名前を付けて保存」で簡単にできた。今年はやり方が変わっていて、少々手こずったが何とかやれた。
印刷も以前とは変わっている。表示・印刷をクリックすると「申告書等はAdobe Acrobat Readerで表示・印刷しますので、インストールしていない方は、「推奨環境」のバージョンを確認し、ダウンロードしてください」という画面が出る。指示どおりダウンロードしたのはいいが「McAfee Security Scan Plus」なるものが一緒に入ってしまった。不要だから削除すればいいらしいがまだやっていない。
めんどうだから申告は止めたいのだが、個人年金は私が息をしているかぎり支給される終身保険で、申告すると毎年47100円が還付される。一桁少ない4700円なら諦めるが、47100円はあきらめるには惜しい金額だ。
パソコンでの作成にやっと慣れたのに、毎年変えられると私のような年寄りは理解できるまでに時間がかかる。かといって、手書きでやるといちいち計算が面倒だ。今のままでも、いつまでできるか心配なのに…。
ところで今年から下図のように基礎控除が見直されていた。
基礎控除は所得控除の1つで、これまですべての納税者が一律で38万円を控除できたが、2020年分から基礎控除の額が変更になると同時に、所得制限も設けられている。
控除額が増えると課税所得が減るため、税金は安くなる。ただし、一般的なサラリーマンについては給与所得控除との兼ね合いで、税金には影響がないそうだ。一方、個人事業主については減税になる人が多くなるが、高所得者の基礎控除額は引き下げになるそうだ。
私など低所得者だから基礎控除が48万円になってもまったく関係ない。正直いうと私は所得税を払うどころか還付される。「税金も払っていない者が、政権や税について批判なんかするな」と言われそうだけど…。でも県・市民税は払っているから道路だけは大きな顔をして歩けるよネ。
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