「男の手料理」№７・・・

　昨日は毎月恒例の「ジジババ会」。いつものようにＨさん宅にお邪魔して「男の手料理」をご馳走になった。今回のメニューは「ローストビーフ」、月に一度の贅沢だ。「ジジババ会」は安否確認の場でもあり、お互いの無事を祝し、ワインで乾杯。美味い！

　家では油が飛び散ってガステーブルがひどく汚れるような料理は作らないことにしているので、毎月、牛肉料理がご馳走になれるのはうれしい。次回のために、あれこれ料理を試作して研究しているとか。若いお嬢さんならともかく、後期高齢者のババ２人に上げ膳据え膳の大サービス、ワンコインではほんと申し訳ないわ。

　当然、「熊本大地震」が話題になった。熊本県を中心にした一連の地震は、発生から１４日で１カ月となる。１４００回を超える余震があり、今なお、１万人以上が避難所で生活を送っているという。今後も最低１カ月程度は熊本県熊本・阿蘇地方で最大震度６弱程度、大分県中部は同５強程度の余震が発生する恐れがあり、引き続き十分注意が必要だという。これほど余震が長く続くのはなぜだろう。不気味というほかない。
　壊れた家の片付けもできず、慣れない避難生活に心身ともに疲れ果てているであろう方々を思うと言葉も出ない。私だったらもう再起しようという気は起きないだろう。何の力にもなれないのでせめてもと、テレ朝の「ドラらえもん募金」に何回か電話し、スイミングプールに置いてある募金箱にわずかばかりの協力をした。が、自分の楽しみを優先し、年金暮らしの余裕のなさを言い訳にする自分を恥ずかしく思っている。 

　余談だが、もう１３、４年前になろうか。大分県の湯布院から熊本城、阿蘇周辺を巡るツアーに参加したことがある。まだデジカメを買ってないときだったので写真はないが、たしか桜の時期で、天守閣の一番上まで上がって眼下の美しい桜を眺めたことを覚えている。変な話だが、城の敷地が余りに広すぎてトイレを探すのに苦労したことも忘れられない思い出である。
　右はネットから拝借した熊本城の写真である。一説には修復には２０年くらいかかり、数百億円を要するとも。あの雄姿が再び見られることを期待したいが、おそらく私はもう二度と見ることは叶わないだろうネ。