2月に入り、咲き始めたイッペーの樹。これほど花が固まるのは珍しいが方々で見かける。イッペーの季節は桜の季節と重なって、春爛漫の風情だ。
きょうなどは最高気温が25℃を記録。一番寒くて、風が強く、どんよりとした空模様が2月であるのにどうしたことだろう。
イッペーにはピンクの花もある。ピンクの花は桜と時期が重なる為に見間違えるが、イッペーはモッコリしているので判る。(2月14日記)
味音痴と自称する沖縄県人が多い事は前述したが、どうしてどうして、「沖縄そば」に至っては自分の好みの店以外では食べない。要するに、美味い!と思う店以外では食べない。
「我部祖河」という老舗の沖縄そば屋が名護市にある。58号線から伊豆味街道に入った直ぐのところであるが、那覇からわざわざこの店のそばを食べにだけ出かける男がいた。みみっちくなるが、高速道路経由で1時間、往復で2時間、通行料往復1,800円である。高速を使わなければ片道1時間半かかる。
「並んでまでは食べない」
という県人は多いが、どんなに評判の店でも列を作るなんて食べ物屋は東京や大阪圏内と違ってあまりない。そういう連中が、車で20分くらいのところなら気軽に食べに行く。 最近、居酒屋も多くなったが、美味くないところは一年と持たずに姿を消す。
豚肉と言うとナイチヤーは顔を顰める。
脂身のぎんぎんしたところを思い出すからだろう。牛肉が最高だと思っている。
20数年沖縄に住み着いて、食べ物で嗜好が一番変わったのは牛肉より豚肉が好きになったことだろう。ナイチヤーは豚の調理法がわからないのだと思う。
ウチナンチューは、兎に角、豚料理には手間隙をかける。
ソーキそばの豚肉は何時間も煮込むのである。煮込んだものは脂っこくない。
3枚肉然りである。豚肉はとにかくよく煮込んである。
煮込む内に脂は取れるのだろうが、兎に角、沖縄の豚料理は脂っこくない。
最近は、本土の地方都市でも沖縄料理店をみかける。
沖縄ブームなのか、結構、流行っている。
ところが、味といったら食えたものではない。こんな味を沖縄で出したら見向きもされないだろうという店が多い。三枚肉もソーキも脂でべたべたしている。豚汁など食えたものではない。
豚汁といえば沖縄の食堂ではほとんどお目にかからない。
「中味汁」である。こいつはうまい。豚汁に似て非なるものである。豚の内臓などを具にした味噌汁であるが、味噌汁とは違う。(後日味噌汁に触れたい)
「中味汁」がうまい店なら、概ね、他の料理も美味い。先日、このブログで紹介した「あかさたな」の最初の料理がこの中味汁であった。
手がかかるのが沖縄料理・琉球料理。
見た目が良くないから高く売れない。
だから手を抜く。
そして、沖縄に来た当初の私みたいに
「沖縄の料理はきらいだ、うまくない」
と言わしめてしまう。
40年以上も前、江上トミ料理教室を小倉で開いていた黄田マサエさんという立派な料理教室の先生がおられた。
先生曰く、
「料理は心と経験でするもの。計量カップでは味はだせない」とよく言われていた。おふくろの味、田舎の味ーほんとにうまくないものはない。計量カップでは作ってない。
きょうなどは最高気温が25℃を記録。一番寒くて、風が強く、どんよりとした空模様が2月であるのにどうしたことだろう。
イッペーにはピンクの花もある。ピンクの花は桜と時期が重なる為に見間違えるが、イッペーはモッコリしているので判る。(2月14日記)
味音痴と自称する沖縄県人が多い事は前述したが、どうしてどうして、「沖縄そば」に至っては自分の好みの店以外では食べない。要するに、美味い!と思う店以外では食べない。
「我部祖河」という老舗の沖縄そば屋が名護市にある。58号線から伊豆味街道に入った直ぐのところであるが、那覇からわざわざこの店のそばを食べにだけ出かける男がいた。みみっちくなるが、高速道路経由で1時間、往復で2時間、通行料往復1,800円である。高速を使わなければ片道1時間半かかる。
「並んでまでは食べない」
という県人は多いが、どんなに評判の店でも列を作るなんて食べ物屋は東京や大阪圏内と違ってあまりない。そういう連中が、車で20分くらいのところなら気軽に食べに行く。 最近、居酒屋も多くなったが、美味くないところは一年と持たずに姿を消す。
豚肉と言うとナイチヤーは顔を顰める。
脂身のぎんぎんしたところを思い出すからだろう。牛肉が最高だと思っている。
20数年沖縄に住み着いて、食べ物で嗜好が一番変わったのは牛肉より豚肉が好きになったことだろう。ナイチヤーは豚の調理法がわからないのだと思う。
ウチナンチューは、兎に角、豚料理には手間隙をかける。
ソーキそばの豚肉は何時間も煮込むのである。煮込んだものは脂っこくない。
3枚肉然りである。豚肉はとにかくよく煮込んである。
煮込む内に脂は取れるのだろうが、兎に角、沖縄の豚料理は脂っこくない。
最近は、本土の地方都市でも沖縄料理店をみかける。
沖縄ブームなのか、結構、流行っている。
ところが、味といったら食えたものではない。こんな味を沖縄で出したら見向きもされないだろうという店が多い。三枚肉もソーキも脂でべたべたしている。豚汁など食えたものではない。
豚汁といえば沖縄の食堂ではほとんどお目にかからない。
「中味汁」である。こいつはうまい。豚汁に似て非なるものである。豚の内臓などを具にした味噌汁であるが、味噌汁とは違う。(後日味噌汁に触れたい)
「中味汁」がうまい店なら、概ね、他の料理も美味い。先日、このブログで紹介した「あかさたな」の最初の料理がこの中味汁であった。
手がかかるのが沖縄料理・琉球料理。
見た目が良くないから高く売れない。
だから手を抜く。
そして、沖縄に来た当初の私みたいに
「沖縄の料理はきらいだ、うまくない」
と言わしめてしまう。
40年以上も前、江上トミ料理教室を小倉で開いていた黄田マサエさんという立派な料理教室の先生がおられた。
先生曰く、
「料理は心と経験でするもの。計量カップでは味はだせない」とよく言われていた。おふくろの味、田舎の味ーほんとにうまくないものはない。計量カップでは作ってない。