平成24年9月2日。
枯葉に変わり葉を落とし始めた桜。
桜の名所名護市近辺では桜の秋は、もっと進んでいるだろう。
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本土では、未だに
「残暑お見舞い申し上げます」
がふさわしいようだが、暦の上では季節はずれのあいさつ。
だが、沖縄では
「朝夕に吹く風も秋の気配が色濃くなってきました」
当地沖縄は初秋の季節がぴったりの季節になった。
30年近くも沖縄にいる歴史が微妙な季節の変化を教えてくれる。。
桜の葉々は落葉を始め、透き通る碧い空、くっきりと浮かぶ白い雲、朝夕吹き渡る心地よい完走した風は秋の気配を感じさせる。
暑い盛夏を耐えてきた木々が新芽を吹き始めた。
桜も早目の冬支度をして3ヵ月後には枝いっぱいに花を咲かせることだろう。
昨日、盆の送りの行事をささやかにした。
この盆にひとつだけ良いことをした。
部屋に飛び込んできた小さな虫をそっとつまんでベランダから空に向かって放した。
「無駄な殺生するな。殺生してもいいのは食べるときだけだ」
そういった母の言葉を思い出したからである。
子供の頃は蝉や蝶、トンボそして魚を捕ってきては死なせてしまった。
母によく叱られたものだが、母の目を盗んでは山野を駆け回った。
歳を経るにしたがって母の言葉が身に沁みる。
夕べ、南の空に秋の空を感じて1枚撮った。
南から北に向かう低い雲は夏の名残のようだった。
一夜明けた今朝6時前、東の空の朝焼けに秋の気配を感じた。
朝刊を手にして眺めていると、朝の多少涼気を含んだ風が通り過ぎた。
沖縄の夜明けは東京より小一時間遅い。
だから、日没も1時間余り遅れる。
数日前、散歩の途中で演技の練習をしている14,5人の園児たちを公園でみつけた。
あまりに可愛いのでシャッターを切った。
あれは、きっと、秋の運動会の練習をしていたのだろう。
ここにも秋があった。
こんな園児たちに出会うと妙に胸を締め付けられる。
仕事、仕事でろくに遊んでもやれなかったわが子への悔悟故であろうか。
「9月の沖縄の行事」
9月から11月にかけて、沖縄では多彩なイベントが繰り広げられる。
特に9月7日~9日の沖縄エイサー全島まつりをはじめ、エイサーの催しが多い。
沖縄県コンベンションビューローのホームページ「沖縄の9月のイベント」をリンクした。
私が初めてエイサーに出会ったのは「北中城青年エイサー」である。
今年は9月16日に行なわれるようだ。
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