昨日9月9日(日曜日)、宜野湾市多目的広場で県民集会があった。主催者側発表で10万人を越えたとある。
今朝(9/10)の琉球新報では2面を使って。トップ記事で大々的に報じていた。
写真はその一面に報じられた紙面の写真である。
(詳しくはここをクリックして紙面へ)
恐らく、全国紙に報じられるのは地元新聞紙面のトップ記事程度であろう。
きょうの同紙の紙面は32面であるが、オスプレイ反対県民集会に関する記事に12面を割いていた.
同日の新聞に載った佐藤優氏の論説である。
この記事は琉球新報を撮影したものであるが琉球新報のホームページではみつからなかった。
氏は毎週土曜日に同紙に論説を掲載しているが、頻繁に「差別」という言葉を遡上に載せている。
彼の記事を読む度に胸が痛む。やるせなくなる。
それでなくとも人々はやり場のない怒りに苛立っていると言うのに。
最悪でも県外と言った鳩山元総理大臣に対して、
「沖縄を馬鹿にしている」という声を聞くようになった。
あきらめ半分で辺野古移設を容認するようなことを言ってた人たちも、あきらめの感情もあらわにして「やっぱり差別だよ」というようになった。
今度のオスプレイの政府の対応に、更に火をつけた。
油を注いでしまった。
この日の琉球新報の社説がある。読んでほしい。
(ここをクリックするとページが開く。表題は「県民大会決議/差別と犠牲の連鎖断とう 沖縄の正当性は自明だ」)
朝から秋晴れのような晴天だった沖縄の空が曇り始めた。
窓辺から見える街路の風景はいつもと変わらない。
自転車で猛スピードで走り抜ける少年。
散歩の途中か、ゆったりと歩く老人。
大きなビニール袋にいっぱいの買い物をして家路を急ぐ中年の女性。
いつもと変わらない町の生活風景。
平和なこの島の行方はどうなるのだろう。
「差別なんかじゃないよ」
と私が叫んでも誰も耳を貸さない。
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