旧暦1月16日は十六日祭といい、亡くなった人達、所謂、あの世の正月を祝う。
グソーとはあの世を意味するので16日祭は「グソーの正月」というのだろうが、一般的には十六日祭のことは「グソー」とだけいわれている。
お墓参りや仏壇にご馳走を供たりして、先祖を祀り供養する。
先祖を大切にする沖縄ならではの風習である。
旧正月が少なくなっても、グソーは執り行なわれている。
特に、宮古島や本島北部では盛んだそうだ。
盆・正月ほどにスーパーの売り場は賑やかではないが、グソーの正月料理やお供えが並べられている。
お供えの料理は正月料理と変わらない。
夜には紙銭((ウチカビ・あの世で使うお金)を焼いてあの世に持たせて16日祭は終わる。
わが郷里にはこうした風習や習慣はないが、できるだけ沖縄の風習に合わせている。
昨年秋の台風で痛めつけられた我が家のブーゲンビリアは、昨年秋には2,3の花を付けただけだったが、今年は今月中頃から元気良く咲きはじめた。
この3日間、気温は20℃前後だが、日本晴れの日が続いている。
陽気に誘われて散策を楽しんだ。
庭や鉢植えのつつじが方々で見受けられた。
今年3月1日から20日まで”東村つつじ祭り”が始まる。
沖縄の人はつつじが好きだ。
今年も賑わうことだろう。
つつじ祭り会場は村民の森の一角にある。