写真の左下の建物の屋上。4本の柱が突き出ている。将来建て増しをするために準備されたものという。(写真を左クリックすると大きくなります)
屋上にあるタンクは貯水槽。どこの家庭にも準備されている。雨の多い沖縄ではあるが、5月末から6月の梅雨明けを過ぎると12月までは雨は少ない。
夏はダムが渇水状態になることが多かった。節水、断水がたびたびであった。
貯水タンクはその自衛手段である。
十数年前、新たなダムが出来て、渇水、節水などの言葉を聴くことは少なくなった。
沖縄に住み始めた20年くらい前は、よくスコール?が来た。
晴れの予報でゴルフを楽しんでいると、午後3時前後になると、一点の雲もない青空が、突如、黒雲に覆われたと見る間にザーッと強烈な雨が降り出したものだ。雨脚が強烈で傘など役に立たない。横殴りと跳ねっ返りで膝上もずぶぬれになった。
30分もすると雲はいずこかへ過ぎ去り、真っ青な空が戻ってくる。再び灼熱の太陽が降り注ぐ。
暑くてうんざりしている時は、この雨が命を蘇えらせてくれた。
「スコールが来なくなったなあ」
と気付いて10年以上もなるだろうか。
台風も来なくなった。今年は未だにひとつも発生していない。
台風は発生しても本島を避けて北上する。だが、八重山諸島は大変だ。
梅雨も、沖縄に来た20年前は男性的だった。雨ではなく、バケツの水をぶっかけられたように空から水が降り注ぐ。真夏のスコールほどじゃないが、降り方は暴力的だ。傘など役に立たない。せいぜい、首から上が雨を凌いでいるだけだ。風もないのに。
ひと通り降ると青空さへ現われる。
余談だが、先日、ある本に書いてるところによると、「五月晴れ」とはこの梅雨の頃の雨の合間に晴れる空だとあった。文字通り、五月晴れで清々しかった。
最近の梅雨は、雲は低く垂れ、薄暗く、湿った空気が澱み、しとしとと一日中降る。
イジュウの花も終わり、つつじが満開だ。
いろいろな花が咲いているが名前が判らないので写真に載せる事もできない。
一月中旬、本島の北中城(きたなかぐすく)村に「ひまわり祭り」をはじめたというニュースをみてたずねてみた。広い畑がひまわりの花で埋まっていた。まだまだ、「まつり」というには程遠いが、ふるさとの近郷の人たちが集まり、冬の日向のひと時を過ごすには充分だと感じた。
静かで穏やかな風もよかった。
その日はまぶしいほど陽の光も明るかった。
暖かだった。
屋上にあるタンクは貯水槽。どこの家庭にも準備されている。雨の多い沖縄ではあるが、5月末から6月の梅雨明けを過ぎると12月までは雨は少ない。
夏はダムが渇水状態になることが多かった。節水、断水がたびたびであった。
貯水タンクはその自衛手段である。
十数年前、新たなダムが出来て、渇水、節水などの言葉を聴くことは少なくなった。
沖縄に住み始めた20年くらい前は、よくスコール?が来た。
晴れの予報でゴルフを楽しんでいると、午後3時前後になると、一点の雲もない青空が、突如、黒雲に覆われたと見る間にザーッと強烈な雨が降り出したものだ。雨脚が強烈で傘など役に立たない。横殴りと跳ねっ返りで膝上もずぶぬれになった。
30分もすると雲はいずこかへ過ぎ去り、真っ青な空が戻ってくる。再び灼熱の太陽が降り注ぐ。
暑くてうんざりしている時は、この雨が命を蘇えらせてくれた。
「スコールが来なくなったなあ」
と気付いて10年以上もなるだろうか。
台風も来なくなった。今年は未だにひとつも発生していない。
台風は発生しても本島を避けて北上する。だが、八重山諸島は大変だ。
梅雨も、沖縄に来た20年前は男性的だった。雨ではなく、バケツの水をぶっかけられたように空から水が降り注ぐ。真夏のスコールほどじゃないが、降り方は暴力的だ。傘など役に立たない。せいぜい、首から上が雨を凌いでいるだけだ。風もないのに。
ひと通り降ると青空さへ現われる。
余談だが、先日、ある本に書いてるところによると、「五月晴れ」とはこの梅雨の頃の雨の合間に晴れる空だとあった。文字通り、五月晴れで清々しかった。
最近の梅雨は、雲は低く垂れ、薄暗く、湿った空気が澱み、しとしとと一日中降る。
イジュウの花も終わり、つつじが満開だ。
いろいろな花が咲いているが名前が判らないので写真に載せる事もできない。
一月中旬、本島の北中城(きたなかぐすく)村に「ひまわり祭り」をはじめたというニュースをみてたずねてみた。広い畑がひまわりの花で埋まっていた。まだまだ、「まつり」というには程遠いが、ふるさとの近郷の人たちが集まり、冬の日向のひと時を過ごすには充分だと感じた。
静かで穏やかな風もよかった。
その日はまぶしいほど陽の光も明るかった。
暖かだった。
小学4年生の長女が学校の宿題で
「沖縄は雨がいっぱい降るのに、なぜ家の屋根に
貯水槽を設置しているのか?」について調べなければならず、
コチラにたどり着きました。
すごいですね~所変われば、屋根の風景もこんなに違うんですね~。
大変助かりました^^
北海道の空の下から、お礼申し上げます
でも、今写真を見てみるとタンクがわかりにくいですね。
丸いドラム缶のようなものが、ところどころ見えませんか。
あれが貯水槽です。
しかし、これ、暖かい沖縄だからできる事なんでしょうね。
北海道でこんなドラム缶だったらきっと冬には凍ってしまいますね~
暑さは苦手な北海道人ですが、この季節は暖かそうな沖縄がうらやましいです
noratan様のブログとはまるで趣旨もレベルも違ってお恥ずかしいですが、一応、うちのURLも残していきます^^
怪しいモノじゃありませんて事で
また暖かい風景を拝見しにお邪魔しま~す。
来月に沖縄に行くのでその宿題です。今週の土曜日に答えを教えてください!せっぱつまっていてごめんなさい!
北海道 滝川より
確かに25年前前後、水飢饉に匹敵するほどの水不足がありましたが、これはダムひとつが修理中でダムが使えなくなっていたそうです。
平行してダムを増やす工事をしていたそうですから、水不足の原因は工事の遅れか、天候の予測違いなどではなかったかといわれています。
このときも時間給水でしたからタンクが空になったということは聞いておりません。
それ以降、給水制限など出なくなりました。
小さな島では時折ニュースでみますが、深刻だということ
は聞いておりません。
宮古島は平らな島ですが、渇水は深刻だったようです。
今では、地下にダムをつくり、水不足は解消したと聞いています。
水道の水は、一旦、タンクに上げて使用します。
6月の梅雨が明けると、強い太陽に熱せられた温かいお湯が蛇口から出てきます。
シャワーには恰好の温度です。
しかし、マンションでは夕方5時を過ぎると普通の水道水の温度になります。きっと、各家庭で使うからでしょう。
***お名前をクリックしましたが、エラーが出ます。
方法がみつからないのでコメント蘭を使いました。
お役に立てればよろしいのですが。