上の図は、水産庁が先月発表した東日本沿岸部の水産物の出荷制限・操業自粛状況
未だに福島第一原発から漏れ出た汚染水の影響で、東日本太平洋沿岸部の漁業は壊滅な状態
原発湾内で捕獲された魚から、1キロあたり43万ベクレルが検出された
特に海底に居着くヒラメやスズキが危ないとされている
また、内水面(河川・湖・沼)でも出荷制限・採捕自粛が出されたままになっている
対象となる魚はイワナやヤマメ、ウグイやウナギなど
中には福島県下ではアユも対象となっている
また、中禅寺湖ではトラウト系のニジマスやブラウン、ヒメマスが採捕自粛
自宅のある千葉県では、フナやコイ、ウナギなどが出荷制限もしくは出荷自粛となっている
釣りを趣味にしているオヤジからすれば心配でならない
趣味で釣りをするならまだ良いが、職業にしている漁師は死活問題
しかし、内水面の汚染水の影響はまだ少ないが、海の魚は汚染が広がる一方
海の魚の放射能物質の汚染は、食物連鎖で小型の魚から大型の魚へと濃縮される
だから、東日本太平洋沿岸部の魚だけが危険とは言えなくなる
日本近海で捕獲される魚はすべてセシウム検査を実施するべきではないだろうか?
そのうち日本近海で獲れる魚は食べられなくなってしまうかも?
早急に汚染水漏れを止めてもらい解決してもらいたいものだ