新年が明けて早くも7日七草
そろそろ正月料理にも飽きてきたころだが、
一昨日に知人から新鮮な赤ナマコをもらい、
『ナマコ酢』の調理にチャレンジした
20cmほどの赤ナマコを3匹
この時点ではまだ柔らかくてプニュプニュしていた
両端を切り落として腹面に縦に切り目を入れ内蔵を取り出す
取り出した内蔵は、『このわた』という珍味になるため捨てない
綺麗に水洗いして粗塩で二回ほどもみ洗いして、
ぬめりが取れたころには大きさが半分になり身は硬くなる
これを薄くスライスして、容器にいれて酢に漬ける
後はお好みで、ポン酢や醤油で味付けして、
もみじおろしでも少し乗せればちょっとした小料理屋の一品の出来上がり!
けしてナマコ自体に味があるわけではないが、
コリコリした歯応えの食感は癖になる
先程の内蔵は、ナマコの脱腸器の腸で、
ウニとからすみ(ボラの卵巣)は日本の三代珍味のひとつ
内部にある泥砂を包丁の背で取り除きざるにあげて水気をきる
粗塩をふりかけて塩辛にすれば『このわた』の出来上がり
3匹分の内蔵ではかなり少ない量になってしまった(ー ー;)
どちらかと言えば、『このわた』にはホヤに似た味がした
またこれを肴に酒が進んでしまう(^^;;