
オヤジの会社の旧東京ビルが売却されて解体されることになった
1979年(昭和54年)に完成し、今年で37年のビル
旧東京ビルとの名称は、
他に新社屋として1992年(平成4年)に完成したビルとふたつのビルを所有していた
しかし下町といえども、東京のど真ん中で物流を行うにはかなり負担が大きい
近年は物量が増えて毎日のように40ftコンテナが到着していた
多い日には40ftコンテナが3本到着して大変だったこともある(ー ー;)
そんな時代遅れな作業をこんな都心でやるより、
郊外の物流会社に委託したほうが安上がりだ
まだまだ使えるビルで、築37年で取り壊しは勿体無い気もする
しかし、ビル維持費は年間にして莫大な経費が必要となる
それならば、ビルを売却して物流をスリム化させようとオーナーは考えた
売却前には、北隣と東隣の土地も同時に買い取り、
その後、不動産会社が仲介して100坪強の土地を売却
先月末から解体工事が始まり、すでに北隣の木造住居が取り壊された
今週からはビル内部からの取り壊しが開始された
話ではこの100坪の土地にホテルが建設されると聞いていたが、
建設現場表示看板を見ると、やはりホテル建設の表示がされている
近隣にはビジネスホテルが数軒あるが、オフィスビルより稼働率が高いのだろう
それにしても、長年勤めたビルが解体されるのは少し寂しい気もする
思い出としては…
東京出張の際はかならず6階の寮に泊まった
泊まった夜には、仲の良い同僚と夜中に寮を抜け出して、
近くのラーメン屋でビールを飲んでラーメンを食ったのが懐かしい
解体されるのなら、何か形のある物を残さないか?と総務部に聞いたら、
専務からはすべて廃棄する!と言われたから残さないらしい
あれだけ朝礼で、お世話になったビルに感謝!とか言っておきながら、
まったくなにも残すものは無しとは言う事とやる事が違い過ぎるわい(ー ー;)
別に俺らはそれならそれで良いけどね
あとから後悔しなさんな