大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントは、新しい知識と技術に対応出来るDRを選びましょう!

2006年04月03日 | Weblog
昨日の書き込みは、英語訳頑張って付けて見ました。
これからは、グローバルで日本にお住まいの外国の方も多いと思います。
そういう方は海外の情報に詳しく、日本の治療レベルがどれ位なのか?不安に思われるのではないでしょうか。
そういう方にも、情報を発信しようと考えて下手な訳ですが、努力しました。
これからも、少なくとも週に1回位は英訳付けて行きます。御笑覧下さい。

さて今回も全く新しい、痛み腫れなくたった1回の処置手術で、歯まですぐに入る即時荷重即時負荷インプラント治療の紹介です。

72歳の御婦人です。右上の奥から2番目の大臼歯が根が割れて、歯茎が腫れて来ました。
1日目は、切開して膿を出しました。
その部位が落ち着くまで2週間位待ち、その間に良くお話をしてインプラントに成りました。
抜歯と同時にインプラント出来れば、嫌な手術が1回で済む事、骨や歯肉を守れる事、すぐに歯まで入るかも知れないと説明して、納得され夢を描かれて決断された様です。
最終的には、先生を信頼してお任せします、と言って下さいました。

抜歯は骨を守って、優しく抜きました。病巣を出来るだけ取りきります。
私が海外の学会に参加して、ようやく見付けた特殊な器具がとても有効です。

今国内では、抜歯即時植立が成功させるのが難しいと言われています。
しかし、私はこの器具と出会ってから、全くトラブルに見舞われなくなりました。
こう言う器具が、成否を分けるのです。当院の強さの秘密の1つです。

続けてインプラントの植立の孔を、寸分の狂いなく形成して行きます。
1つ困った事は、上顎洞までの距離が5mm位な事です。
抜歯した上に、骨の量が厳しいと言うダブルで難しい状況な訳です。

普通レベルなら、まず抜歯だけしか出来ないで、骨の元に成るハイドロキシアパタイト入れて蓋して終わりでしょう。
この方に即時植立して、しかもすぐに歯まで入れると言う、超々ハイレベルな手術をやってのけるんです。
多分、他のインプラント医からは嘘だ、馬鹿だ、大言壮語だ、エビデンスがないと非難轟々でしょうか。

でも、患者様が幸せなら、私は全然気にしません。
パイオニアは、常に旧い伝統派から非難されるのです。
しかし、やがては、私の方法が主流に成り、又やがて旧く成るのです。

それが宿命なのです。
そうなった時でも、私は進化し続け変わります。
それが、最大の患者様への務めと信じています。

精密に形成して、さらに上顎洞の骨を持ち上げてスペースを設けます。
そこにPRPゲルと自家骨とハイドロキシアパタイトの混和物を緊密に詰めます。
そして、インプラントを植立しました。

いつもの様に、35N以上の力で安定して入りました。
すぐに歯を作り始め、同時並行で骨が痩せない様に、同じように周りにしっかりと詰めます。
歯が出来たら、入れて終了です。

翌日、1週間後メインテナンスにお越し下さいましたが、全く腫れず、痛まずで、先生の説明どおりでした、とおしゃってました。
幸い鼻血も出ませんでした。
患者様は、万々歳です。何故なら、知り合いの方で、インプラントで大変な思いされた方がいたからです。
ちなみに、私は後から聞きました。いやー、正直安心したと言うのが本音ですか。

今回の御紹介例は、超々ハイレベルで、オリンピックの金メダル争う位の治療です。
ゆめゆめ、安易にお考えなきように、お願いします。
今日は、やや長くなり、御免なさい。では又、明日。