今日も失敗談の話をします。
他のDRに迷惑かけたくないので、自分の話をします。
最近ではサイナスリフトを避ける為にソケットリフトと言って,ごく小さい穴をあけてその部分だけを上顎洞を持ち上げてインプラントする技術が流行っています。
私自身も10年前から取り入れて、試行錯誤の末、今では殆ど問題なく出来る様に成りました。
が、この技法は要するにサイナスリフトと言う大変に高度な手術をする事を避ける為のものであり、ある意味逃げの治療の感じである部分が、かつては私には強くありました。
しかし、万一上顎洞に落とし込んだ場合、リカバリーが非常に難しく成ります。
この難しさはサイナスリフトの比ではありません。
恥ずかしながら、私も経験者です。
ある患者さんに骨が足りない為に、ソケットリフトをしてインプラント植立しました。
骨の厚みが3~4mm位しかなくギリギリでした。
上手く植立出来て、初期固定が出来たと思いましたので1回法で終了させました。
翌日のメンテ時にも何ともありませんでした。
そこで、安心してしまって翌週まで良いですよと言ったのが、運の尽きでした。
次の週に拝見したら、ないんです。
そこで患者さんに聞きました。
インプラント抜けましたか、何か感じませんかと。
そうしたら何と2日位前に息が抜ける感じがしたといわれ、でもインプラントが落ちてはきませんでしたと聞きました。
そこで頭を振って見てコロコロしますかと聞くと,するとの事です。
やってしまった、と慌ててパノラマレントゲン写真を撮りました。
やはり上顎洞に横に成って、迷入してしまってたのです。
すぐに抗生剤と抗炎症材を出して、すぐに摘出手術と再植立の予約を取りました。
手術方法は通常のサイナスリフトの方法です。
滅茶苦茶難しかったです。
破けてしまったシュナイダー膜も吸収性の糸で縫い合わせ、コラーゲン膜で修復して自家骨とHAハイドロキシアパタイトを充填して、インプラントホールを綺麗にしてサイズの1回り太いその当時出たてのインプラントを使いました。
今回はやり直しで絶対に失敗出来ないので、半分だけ埋まる形で縫合して手術を終了しました。
時間も相当に掛かりましたし、患者さんのお顔も腫れました。
痛みは然程でないとの事でしたが、あんなに上顎のインプラントオペで腫らせた事は後にも先にもありません。
普通のサイナスのオペでも、あそこまで腫らせた事はありませんでした。
お蔭様でやり直しのオペは無事成功し、患者さんの完璧な協力の下、非常に良い治り方もしました。
1週間で全く腫れてないくらいに元に戻り、杞憂は当たらずに済みました。
このようなオペの報告例は、多分私以外に出してないと思います。
取り除くオペをするだけで精一杯で、再植立を同時にする例は聞いた事がありません。
ソケットリフトは患者さんにとって非常に良い方法ですが、失敗した場合のリカバリーまで自分で出来るDRを探すべきと、私は思います。
少しは参考に成りましたでしょうか。
専門家の方で、どうしたか知りたい方はご連絡下さい。
又、私で良ければリカバリーのオペを受けさせて頂きますので、ご連絡下さい。
今日本全国で安易に考えてのインプラントオペの大失敗が頻発しています。
その話は大変多く耳に聞こえて来ています。
奇麗事ばかりでないインプラントオペ、リカバリーまで出来るDRかどうか、見極めの基準の一つがここにあります。
私がどういうDRかは以下を見て下さい。
http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/
http://www.mp119.jp
http://www.implantcenter.or.jp/
http://d.hatena.ne.jp/genmatsumoto/
PS.以下にご協力お願いします。
http://www.dff.jp/
http://clickbokin.ekokoro.jp/
http://www.shiftweb.co.jp/fclick/fc.cgi?mode=top
http://www.hitachi-to.co.jp/bousai/other/click2.html
他のDRに迷惑かけたくないので、自分の話をします。
最近ではサイナスリフトを避ける為にソケットリフトと言って,ごく小さい穴をあけてその部分だけを上顎洞を持ち上げてインプラントする技術が流行っています。
私自身も10年前から取り入れて、試行錯誤の末、今では殆ど問題なく出来る様に成りました。
が、この技法は要するにサイナスリフトと言う大変に高度な手術をする事を避ける為のものであり、ある意味逃げの治療の感じである部分が、かつては私には強くありました。
しかし、万一上顎洞に落とし込んだ場合、リカバリーが非常に難しく成ります。
この難しさはサイナスリフトの比ではありません。
恥ずかしながら、私も経験者です。
ある患者さんに骨が足りない為に、ソケットリフトをしてインプラント植立しました。
骨の厚みが3~4mm位しかなくギリギリでした。
上手く植立出来て、初期固定が出来たと思いましたので1回法で終了させました。
翌日のメンテ時にも何ともありませんでした。
そこで、安心してしまって翌週まで良いですよと言ったのが、運の尽きでした。
次の週に拝見したら、ないんです。
そこで患者さんに聞きました。
インプラント抜けましたか、何か感じませんかと。
そうしたら何と2日位前に息が抜ける感じがしたといわれ、でもインプラントが落ちてはきませんでしたと聞きました。
そこで頭を振って見てコロコロしますかと聞くと,するとの事です。
やってしまった、と慌ててパノラマレントゲン写真を撮りました。
やはり上顎洞に横に成って、迷入してしまってたのです。
すぐに抗生剤と抗炎症材を出して、すぐに摘出手術と再植立の予約を取りました。
手術方法は通常のサイナスリフトの方法です。
滅茶苦茶難しかったです。
破けてしまったシュナイダー膜も吸収性の糸で縫い合わせ、コラーゲン膜で修復して自家骨とHAハイドロキシアパタイトを充填して、インプラントホールを綺麗にしてサイズの1回り太いその当時出たてのインプラントを使いました。
今回はやり直しで絶対に失敗出来ないので、半分だけ埋まる形で縫合して手術を終了しました。
時間も相当に掛かりましたし、患者さんのお顔も腫れました。
痛みは然程でないとの事でしたが、あんなに上顎のインプラントオペで腫らせた事は後にも先にもありません。
普通のサイナスのオペでも、あそこまで腫らせた事はありませんでした。
お蔭様でやり直しのオペは無事成功し、患者さんの完璧な協力の下、非常に良い治り方もしました。
1週間で全く腫れてないくらいに元に戻り、杞憂は当たらずに済みました。
このようなオペの報告例は、多分私以外に出してないと思います。
取り除くオペをするだけで精一杯で、再植立を同時にする例は聞いた事がありません。
ソケットリフトは患者さんにとって非常に良い方法ですが、失敗した場合のリカバリーまで自分で出来るDRを探すべきと、私は思います。
少しは参考に成りましたでしょうか。
専門家の方で、どうしたか知りたい方はご連絡下さい。
又、私で良ければリカバリーのオペを受けさせて頂きますので、ご連絡下さい。
今日本全国で安易に考えてのインプラントオペの大失敗が頻発しています。
その話は大変多く耳に聞こえて来ています。
奇麗事ばかりでないインプラントオペ、リカバリーまで出来るDRかどうか、見極めの基準の一つがここにあります。
私がどういうDRかは以下を見て下さい。
http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/
http://www.mp119.jp
http://www.implantcenter.or.jp/
http://d.hatena.ne.jp/genmatsumoto/
PS.以下にご協力お願いします。
http://www.dff.jp/
http://clickbokin.ekokoro.jp/
http://www.shiftweb.co.jp/fclick/fc.cgi?mode=top
http://www.hitachi-to.co.jp/bousai/other/click2.html