大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

即時インプラント Immediate Implantology Meeting in 博多

2007年07月02日 | Weblog
昨日博多に日帰りして即時インプラントのセミナーに行って来ました。
衆目の一致する所、この分野で世界的な実力者であろう林楊春先生のライブオペがあるセミナーで、これは見に行かねばと行って来ました。

林先生は、失礼な言い方かもしれませんがカワイイ方です。
ライブオペなので何があるか分かりません。
抜歯だけで時間が終わってしまう可能性すらあるからです。
結構ギリギリの状況だったんでしょう。
無事に抜歯出来た時に「アー良かった」と発言されて、中継で見ている会場のDR達は思わずワーッと、笑っていました。

ライブオペですから、もろにそのDRの人柄が出ます。
その一言が、非常に皆さんに受けて、笑いを誘ったのです。
とても微笑ましい雰囲気を醸し出し、人柄の良さを感じさせました。

午前中のそのオペが無事に終了して、色々な先生が登壇して、患者さんに優しいインプラント治療を行う事が、これからのインプラント治療として求められていると主張されました。

この意見には全面的に私も賛成です。
従来の補綴主導型のインプラント治療が、如何に患者さんを苦しめて、更には治療期間の長期化を招き、その上費用負担まで嵩むと言う、心あるDRならどなたでもこれで良いんだろうかと悩む、苦しむ事態を招いていたのです。

今年のAOにしろ、PRDにしろ全てこの延長線上にあり、彼らは反省期であるとばかりに、後ろ向きの学会をしてくれました。
その時期に、こう言うセミナーが国内の博多で催される事は、日本のインプラント治療のレベルの高さを感じさせてくれるものとして、大変に素晴しいものと言えるでしょう。

望めるなら、林先生始め登壇された先生方は欧米の学会で、今回のような主張を大いにされるべきと信じます。
国内だけで留まらず、同じような事で苦しんでいる患者さん、DRの為に、より負担の軽いインプラント治療を主張して、世界に広め、インプラントの裾野を拡張して欲しいと心より願っています。

AOやPRDでも、こう言うDR達が登壇して、新しい時代を指し示す部分を強く打ち出して欲しかったのですが、恐らくはポリティクスの関係でしょう、殆ど示されていませんでした。
あれでは、確かに日本もたいしたものだと言う学会に成ってしまいます。
特にPRDは、色々な商業的な事情、政治的な事情等が絡んでくるのが、ここまであからさまだった事に、正直ガッカリしてしまったくらいです。

広く世界の見渡せば必ず今回の林先生のようなDR、私の師匠のDRラムとかがいる筈なのに、全く見えて来ないんですから、今回のPRDは拙いという評価でも仕方ないでしょう。

何にせよ、これからも林先生の大活躍を心から願う私です。
患者さんに優しいMISインプラント治療。
世界中に広めましょう。