大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントの時代の本当の姿

2007年07月23日 | Weblog
現在ほど、インプラント治療する医院を選ばなければ成らない時代は、ないでしょう。

昔はインプラントする事自体で凄いと思われ、それだけで先進的なイメージを持たせられました。

今では新規開業医の殆どがインプラントを標榜しています。
新規開業医は当然若く、溌剌としています。
新しいイメージで、先進のインプラント治療を出来るイメージを抱く方も多いでしょう。

又、逆に、今まで標榜していなかった開業医が出来ますよ、と言う方向で話が出る事も増えているでしょう。
何故なら、業者がしている2日間のセミナーに出てしまえば、何方でもそのメーカーの認証医に成り、出来るからです。

今やインプラントは非常に簡単なものと認識され、簡単に出来る、と勘違いされている面が強いと、申し上げないといけない状況に変りつつあるようです。

ここに更に、患者さん自身のインプラントは簡単である、と言う勘違いが重なり、より複雑な状況が現出してしまっています。
非常に残念な事ですが、現実に既にオペを受けてしまってから、どうしたら良いのでしょう?と言う相談が激増しているのです。

インプラント治療は、今、非常に分岐点に来ているとプロ、アマ問わず認識して欲しいです。
インプラント治療が知られるのに連れて、トラブルが増えています。
それは、プロの診断の甘さ、アマの考え違いから来ていると思われます。
要するに、簡単なものか、難しいものか、の判別も何もなく、インプラントすると理想的に治る、と言う幻想が生み出しているものなのです。

これは、かつて電子レンジが出た時に、何でも出来ると誤解され、生きた猫を乾かそうとして、電子レンジに入れて死亡させた、アメリカでの事故を連想させます。

インプラントが万能なんてのは夢です。
今でもまだ相当に限界があります。
それを超えるには、相当の勉強が必要です。
それはプロ、アマを問いません。

それを安易に考えて取り組むと、トラブルの元に成るのです。
私は、敢えて、今のインプラント治療は、危険であると明言します。
よくよくDRを調べて選ぶべきであるとお勧めします。

そのポイントは3DCT、特に3DXを常備しているかどうか。
拡大鏡、顕微鏡で治療されているか。
医院のシステムとして、ISO9001まで取り入れているか、でしょう。

根本的な歯科治療、根の治療、歯周病の治療、噛み合わせの治療も専門医レベルであるのは論を待たないでしょう。
よくアメリカ帰りを標榜している所もありますが、歯周病やインプラントは専門家でもその他はお粗末なんて話もあるからです。
権威主義は時に危険です。
それよりも、よく調べて、どんな治療をしてくれるのか、納得が行くかどうか、比較検討の上で選択される事を、心からお願いします。