大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントのオペの将来性

2007年07月04日 | Weblog
私がこれだけ一所懸命に小さいオペを主張しているのに、またぞろ某誌で大きなオぺのオンパレードな連載が始まってしまっている。
苦々しい思いがして仕方がない。

預言するが、あの連載は恐らく古代の遺物的なものの価値しか持たないものと、後々の世に言われてしまうであろう。
近未来で、いや下手すれば今年中にでも否定されるようなオペが主流を占め出すかも知れない。

もう補綴主導型の行過ぎたオペは、止めるべきであろう。
今現在でもそこまでせずとも、患者さんを救う事は出来る。
患者さんは、骨や歯肉を完璧に作ってくれと言っていないだろうし、又現に生物学的な原則が分かれば分かるほど、それが不可能な事が見えて来ている。

将来的には、それをも乗り越えられる時代が来るかも知れない、が、今ではない。
今は、もう反省して大きなオペをする事を見直すべきだ。
AOやPRDで何を見て来ているのか?

それ以前に連載が決まっていたのだろうが、現実の世界の動きの方が確実に早い。
某誌は昨年はMIを標榜し、近未来を照らしていたが、何なんだこれは、と今回は嘆いてしまった。

又これで、オペしたがる若”者DRが増えるのかと思うと、ゾーッとする。
その時に、重大な事故が、又発生してしまったらどうするんだろう?

もうこういう方向は止めて、診査機器、治療方法の模索を測るべきではないか。
4Dコンセプト、言葉は新しいも知れないが、概念は古めかしい。

如何にも、アメリカ的な感じだ。
何か少し変えて言葉を作り、新しい概念として出す。
アメリカの、醜悪的な面を見せ付けられる思いが、してしまう。

もっと根本的に新しい概念、全く斬新なオペを報告して欲しいものだ。
ティンティが12年以上前に出している垂直的なGBRを、今更彼よりも上手に出来て、何ぼのものなんだろうか。

私ですらこのようなGBRで8mm以上造ってインプラントした事が何度もある。
それも、一番難しいと言われている上顎の前歯小臼歯部でだ。
しかし、余りにも患者さんが大変そうなので止めた。

そして今は、そんな事しなくても充分解決出来る事を私は知っているし、している。
私よりもやや若いDR達が、私よりも古色蒼然たるオペしていて、唖然としてしまう。

もう一度言う、そこまでする必然性は?
そこまでせずとも、解決出来る方法を創造すべし。