大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント治療の基本を!2 現在では歯科用CTでの診断は必須

2008年07月04日 | ニュートンドクター見て下さい。
歯科用CTが各社合わせて、多分300医院以上に広がっている現状、最早歯科用CTは必須であり、診断と治療計画で欠かせないものと言っても良いでしょう。

人の体と言うのは、かなりの個別の差が大きく、従来の大きなレントゲン写真のみでは特に下顎で危険である事が指摘されています。
下顎の骨の真ん中を通っている太い神経とか血管、更には舌側の組織を傷付けない為に如何にした方が良いかの判定がかなり出来ます。

上顎の場合でも、上顎洞がどう言う形なのか、前歯の部位の骨の分布がどうなっているのかは歯科用CTでないと判別出来ません。
これは引いては、手術の術式に影響を及ぼし、大きく骨を露出させて手術する事を回避出来、それによって手術の侵襲を最小限に出来るのです。

つまりは、見えないからこそ歯肉を大きく剥がして骨を露出させないと、安全な手術が出来なかったのです。
歯科用CTは、それを避ける為の情報を物凄く沢山与えてくれます。

更にもっと重要な事は、術前のシュミレーション通りにインプラント手術が行われているのかどうか、の確認が出来る事が重要なのです。
万一の時には、すぐにその場でリカバリーが出来ますし、見る事で安心感が全く違います。

インプラントは生涯1度きりのもの、もしくはそうしなければいけないものですから、精密検査は受けるべきであると成ったのです。

お腹の中を切る手術で精密検査をしないDRはいないでしょうし、受けないで手術を依頼する患者さんもいないでしょう。

インプラントは小さいものですから、たいした事がないと思われがちですが、小さいからこそ精密な検査と、緻密な手技を必要とするのです。
そこを認識して下さい。

インプラントの真実 大田区 インプラント 即時荷重インプラント



インプラント治療の基本を!骨の中は綺麗かどうか確かめる

2008年07月04日 | ニュートンドクター見て下さい。
書くべきなのかどうか、非常に迷ってしまう事実を聞いてしまって、困ってしまっているのですが、得られた結論だけを書かせて頂きます。

インプラントをすると言う事は、通常抜歯されて歯がなくなっていると言う事でしょう。
すると何らかの原因があったから抜歯に到っている筈です。

この場合、問題なのは何故抜歯に成ったのかです。
虫歯、歯周病、根の病変、とにかく感染等がそれ以上生体に入らないようにと願って、抜歯をした筈です。

この場合、原因である歯を抜歯すれば、周辺の病変は消える、と過去は誤解されていました。
しかし、事実は細菌感染が発生し、そこに一定のコロニー、所謂バイオフィルムは出来上がったら、なかなか消失してくれない事が現在は判明しております。

そして、生体内でバイオフィルムは生存可能なのです。
つまり言い換えれば、原因がなくなっても病巣は生き続けるのです。
と言う事は、そこにインプラントがぶつかれば、骨とは統合しない、くっ付かないと言う事態に成ってしまうのです。

ならどうすれば良いかと言うと、骨の中が綺麗なのかどうか疑って掛かり、インプラントホールの形成後、必ず確認すべきである、と言う事なのです。

抜歯する時も、当然徹底的に病巣等は取り切って置くべき、と言う事に成るのです。
この根本が、インプラント業界で恐ろしい事に徹底されていないのが実情として存在しているのですから、本当に困ってしまうのです。

抜歯同時植立とか早期植立とか、即時荷重、即時負荷とか言う以前に、まず外科の基本としての概念が、全く徹底されていない、それがインプラント業界なんです。

更に困るのは、病巣を取り切る事は、時に患者さんに誤解を招きます。
抜歯したのに、何を何時までも弄っているんだ、今までの歯医者は抜いたらハイ終わりだったぞ、何はへまやらかしているんじゃないか?と時間を掛けて取り切ろうとする行為が、下手糞であると誤解を招くのです。

これは、従来の業界が間違っていて、新しい事が全然広まらない事に原因があります。

病巣は、何処に存在しているか歯科用3DCTでも判別出来る訳ではありません。
実際に処置に際して、視診、指の感触でしか知る事が出来ません。
なので、精密に行う為には、拡大鏡とかの使用が絶対条件なのです。
後は専用の器具、道具等です。

当然、やり過ぎればホールが緩くなって、インプラント植立が難しく成ります。
それでも即時植立とか即時荷重とか出来る事が如何に難しいか、ご理解頂ければ嬉しいです。
しかも、更には審美的に仮歯まで入れ、骨造りGBR,歯肉再生までするとなれば、難しさは言うまでもありません。

何が本当に難しいのか?
それが、ハッキリと指摘出来ない業界にこそ、問題があると思います。


患者さんご自身の見識も問われていると知り、誤解をしないよう学ばれる事をお勧めします。
正しい事をされて受けていて、理解されない、出来ない事ほど、お互いに不幸な事はありません。

何が正しいのか、ネット内が混迷を深める中、少なくとも、私は責任を持って正しい情報を提供します、と宣言します。

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