大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

アスパックのインプラントシンポジウムに参加しました

2008年07月06日 | ニュートンドクター見て下さい。
今日は1日セミナーでした。
新潟の榎本先生、秋田の佐藤先生、山形の成瀬先生、高木先生、慶応大の河奈先生、大阪の勝先生、千葉の飯島先生、鹿児島の児玉先生、金沢の林先生、福岡の榊先生、大阪の佐古先生、そして奈良の木原先生とインプラント界の錚々たるメンバーで催されました。

アジアスタンダードを日本発で確立しようと言う、非情に高い志で、内容もテンコ盛り、時間が足りないのが残念でした。
今度からは、是非2日間で時間も倍にして開催して頂きたいものです。

内容に関しては、従来欧米で主張されている治療方法を踏襲する事が多かった国内の歯科界に対して、アジア人、特に日本人は繊細であり、海の向こうのスタンダードを持って来ても上手くは行かない、より繊細で緻密な治療が求められる、と言う結論でした。

日本人は、欧米人に比べて歯肉が薄く、骨も細くて弱い、GBR骨造成、歯肉造成等も難しいと言う事を強調し、安易なインプラントへの警告を発していました。
特に、最近のインプラント医達の抜歯基準が緩くなっているのではないか、歯を残す事を学んで来た筈が、若いDRほどインプラントしたがると警鐘を鳴らされていました。

日本を代表するインプラント医達の集いで、再確認された事が歯の重要性なのです。
その内容を拝聴していて、晴れ晴れとした気持ちに、私は成りました。

インプラントは所詮口腔機能回復の道具の一つに過ぎない、どんなに良いと言っても、異物だしその長期的メインテナンスが不明であると明言されていました。
正に我が意を得たりの思いがしました。

最後の後援者の木原先生が講演された内容は、私自身がもうズーット言い続けている過剰介入の排除であり、如何に介入を少なく、成果を最大に得るかだった事に、私がビックリしてしまったくらいです。
私が、かつて憧れたS○C○Dのトップが、かつての自分達を完全否定したのですから。

臨床を真摯に見詰め続けると、到る結果は同じですね、とは今日シンポジウムに参加してた元勤務医のS先生の台詞でした。
そして、S先生の続けた台詞は、松元先生は(預言が全て当たり続けて)次は何処に行くんですか?だったのでした。

私が主張して来た事を、時代が完全に認め、大きく舵を切っている事を強く印象付けたシンポジウムでした。

次の進む先は、勿論その先にある目標とするMIインプラント始めとした歯科治療の伝道であり、新たなる技術・理論の確立と挑戦です。

私は進みます。
MI最小限の侵襲で、最大の成果を得て、それでいながら患者さんに苦行を強いない、快適な治療の開発、広報。
斬新な全く新しい概念に基づく世界を確立します。

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