大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

良くないものは良くない。舶来品信仰は捨てよう!

2012年10月20日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

FB内で推薦されているベネックスコントロール(マイジンガー)の話です。

コメントすら消されるようなので、業界人向けに敢えて発信しますが、これはお勧めしません。

日本人の歯根はほぼ湾曲していますし、これで下手に引っ張ると先だけが折れて、それを取ろうとすると非常に侵襲が大きくなります。

良く良く診断して歯根折れない、と確信できる、真っ直ぐな歯にしか使えません。

特に大きな問題が、歯根尖端病巣の取り残し、一方向からしか力加えないので、引きちぎれ易いです。

歯根の抜歯は、常に解剖学的に素直に抜ける方向に行うべきで、色々な方向から脱臼を試みて、素直に抜ける方向に抜くべきです。

一方向からの暴力的な抜歯はナンセンスだ、と私は情報発信します。

それで、低侵襲とか平気で言うから、私は注意するんです。

更に言えば、素直に抜ける真っ直ぐな歯根で、わざわざこの装置取り付ける手間が患者さんは気の毒です。

そう言う抜歯なら、ペリオトームとかピエゾでちゃんとやれば拔ける筈です。

だって、癒着しているのだってそうして低侵襲で抜歯出来るもの。

癒着している歯根には勿論、このベネックス使えません。

それより難しい抜歯を低侵襲で出来るのに、わざわざ高価な機械でやる必要あるんでしょうか?

 

かく言う私も、騙されて買ったくちです。

新しもの好きなので。

でも今全くの無用の寵物と化しています。

 

そして決定的なのは、唇側の骨の温存を目指して、と言うことなんでしょうが、抜歯したら即時でインプラント入れようと、ソケットぷリザベーションしようと、骨は喪失すると分かっています。

人類のかなりの方が、唇側の骨はかなり薄い、と判明していて、それは残らない、と歯周病学会での見解として定着しています。

歯周病学会出ないから知らないのかも知れませんが、だから、今インプラントは口蓋側に寄せて植立しなさい、になっているんです。

 

結論ですが、高価な機械買って、低侵襲で抜歯して唇側の骨温存図っても、それは無駄な行為だと言うことなんです。

だから、私は否定しています。

 

余談ですが、なので私の抜歯即時植立インプラントは、色々と対策の手を打っていて、それが私が出来る、と明言し続けている理由です。

 

若い先生方へ、無駄な出費は避けましょうね!

やたら数沢山しているインプラント医が正しい訳じゃないですよ。

ご注意下さい。

 

 


1回の手術でここまで治る抜歯即時審美インプラント!

2012年10月20日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

先日ご紹介した患者さんの写真、装着後のレントゲン写真もお見せします。

 レントゲン写真で真ん中に写っているインプラント治療されたものが、下の写真の犬歯と側切歯です。

非常に綺麗に仕上がっているのが見ていただければ有り難いです。

一般的には、これほど大きな病巣を抱えている歯の部位のインプラント治療は、1回きりの手術では治せない、と信じられています。

しかし、ご覧いただけるように、私自身は1回で治していて、これだけの成果を挙げています。

 

審美的に治すには、何度もの手術、時には5回以上に及ぶ手術が必要とインプラント医も信じている方が多数派で、あれ程の大きな病巣抱えている場合、こう言う治療をしていて、出来ると主張しているのは多分私位なんじゃないでしょうか?

手術が5回以上に成るのを具体的に説明すると、まず抜歯して、ソケットプリザベーションと言う処置をしてその部位の骨とか歯茎の保存を図るのが1回目、2回目が早くて3か月後位でインプラント植立と不足している骨のボリュームを造る為にGBR骨造成手術になるでしょう。

そして、3回目が骨造成したバリアーの膜とかメッシュのチタンの薄い板を取り除くのを4ヶ月以上待って行うでしょう。

4回目が、インプラントがしっかりと骨とくっ付いた頃、早くても植立手術から6か月後くらいに、インプラントの頭出しをして、その時に歯肉の厚みを増やす軟組織移植術も行うことも多いでしょう。

そして、5回目が骨造成したりすると、歯茎の幅が狭くなって清掃性が難しくなり予後に不安が残るので、それを解決する為の角化歯肉の移植術を又、最低4ヶ月以上待って行うでしょう。

そして漸く、仮歯の装着になり、歯茎の熟成、安定を待つのですが、その時にも実は歯茎を作り上げる為に意図的に押したりして、患者さんにとっては時間が掛かるし、やや痛いしの治療が続きます。

これが、現在世界的にも信奉されている審美的インプラント治療です。

これはスムーズに解決できた場合の話で、途中で思った通りに成らなかった場合、追加の手術が起きますし、その可能性は実は半分以上と言うのが実態です。

つまり、最低5回以上、と言うのが実態で半数以上の患者さんがそれ以上、時には8回に及ぶ手術を受ける羽目に成っているのです。

 

そして、患者さん達も、何処に行ってもそう言う話ばかり聞かされるので、1回だけの手術で治せますよ、と説明聞いても多数派と違う、と信じていただけない方が結構いるのです。

仕方がありません、私が極々少数派なので。

当然1回だけの手術ですから、治癒期間も劇的に減少出来、短縮して治せます。

本当のお話です、が、中々分かっていただけません。

これは私が皆さんにチャンと説明出来てない、分かっていただける努力が足りていない、と言うことなのです。

心からお詫び申し上げます。

 

私が主張しているインプラント治療は、他の先生方、多数派のご意見と余りにも違う為に、異質な感じを持たれてしまうのが普通です。

しかし、私は自虐的になっているんじゃないかと思われるほどの何度もの手術を受け入れている患者さん達を、心からお救いしたいと願っています。

そして、そう言う患者さんが私の所を訪ねて下さいます。

殆どの患者さんが、やはり大多数の先生に助言され、1回の手術では、と聞かされています。

1回でと同じように出来る、と主張しているHAインプラントを使う治し方をされている先生方でも今回のような状況の患者さんでは1回だけでは出来ないし、しないでしょう。

HAインプラント使われる場合の治し方の問題点は、唇側の歯茎の自然観、ボリュームが不足することにありますので、たった1回だけの手術で、しかも国際的に安心されているチタンインプラントでここまでの治し方が出来るのは稀有な実例なのです。

 

良く勘違いされるのですが、偶々上手く行った例だけを出している、と言う誤解があるのですが、私はこう言う治し方を98%以上厳守しています。

最近は、そう言う希望の患者さんばかりなので、ほぼ100%しないといけない状況な位です。

そして、強調して置きたいのですが、私はこの主張を10何年も前から変えていない、と言う事実です。

問題を起こして、失敗ばかり重ねていたら、多分言い続けられていないことでしょう。

 

他の例ですが、私の最大の特徴である即時荷重、即時負荷の世界でも、現在色々と出来ると出している方が、10年以上の後も主張を変えていないかどうか、特に部分的な欠損へのインプラント治療で出来ます、しています、と主張出来ているのか?

私は素直に具申申し上げます。

私は即時荷重12年以上、低侵襲外科ちょうど10年の実績をやり続け、決してその旗を降ろしたことがありません。

出来ることは出来るのです、それしか言いようがありません。

 

何回もの手術をする、しないといけないとされるインプラント治療の業界を、患者さんの為に、そして同業者の先生方の為に、皆さんの幸福の為に変えて行かなければいけない。

その仕事に、一生懸命頑張ることを誓います。

 

来年の九州地区のインプラント学会で、遅ればせながら口演発表を短い時間ですが行います。

それも、業界の一般常識を塗り替える内容です。

私の願いは、手術の苦しみ、辛さから患者さんを開放したい、と言うところに尽きます。

真の患者さん思いのインプラント治療、を真剣に真摯に追究し続けています。

 

嘘、騙りは一切ありませんから、真剣に悩まれている患者さん、同業者の先生方のご相談は何時でもお受けします。

世間一般常識の10年先の未来、楽に早く綺麗に治せるインプラント治療を希望される方は、私の元にお越し下さい。

何方にも門戸は開放しています!

 


10月19日(金)のつぶやき

2012年10月20日 | Weblog