大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

ショック、インプラントの長期経過後の脱落

2013年07月20日 | 日々のインプラント臨床の話

本当に珍しい、稀なことを残念ですが経験してしまいました。

植立手術して10年以上経過していたものが、患者さんが揺れている、と言うことで来られて拝見したら、脱落していました。

3DXも撮らせていただきましたが、骨には異常が見られず、咬合力、力によるものだ、と思います。

同じような経験は以前にも3回ほど経験しています。

インプラント治療手掛けて20年以上、開業して16年目で力による脱落経験は数える程しかないですが、それでも極々稀ですが起きてしまうこともあるのです。

噛む力の強さ、本当に怖いな、と思います。

 

力による脱落は、一瞬の力によるものではなく、慢性的に掛かり続ける力、日常の食生活で歯応えの強いもの、例えば軟骨とかアワビとかスルメとかを凄く好まれて沢山召し上がるとか、起きている時の噛み締めと寝ている時の食いしばり、歯軋りが原因と考えられます。

要するに、歯に力が加わり続けている環境であると疲労が蓄積するように骨がやられて、インプラントが揺れる、と言う事態を招くのです。

 

これを防ぐには、歯を普段からぶつけない、接触させないようにするしかありません。

オッセオインテグレーションしていたインプラントが力で骨から外れてしまう、と言う現象が本当に稀にですが起きる時には起きてしまうのです。

 

こういうような情報を書くと、だからインプラントはと言う反応が出てしまうでしょうから、それに対しても私見を書きますが、もしこの患者さんインプラントされていなかったら、天然歯はもっと破壊されていたことでしょう。

ですから、1本のインプラントの犠牲で他の歯を守っていた、という意義は高かった、と私は考えています。

そのように患者さんにも説明しました。

 

今回は撤去した部位にはコラーゲン製剤を充填して、骨と歯茎の治癒を待ちます。

それから、再治療で再インプラントになると思います。

今度は、本数増やして、咬合力に負けないように設計し直しで、再治療しようと思います。

 

噛む力の怖さ、歯を接触させないようにすること、とても大事なことなので覚えておいて欲しいと思います。

 

 

 

 

 


7月19日(金)のつぶやき

2013年07月20日 | Weblog

神社お寺のお参りで、参道のど真ん中を歩くのは止めましょう。真ん中は、神様、仏様の通る道です。日本人として当たり前のマナー、お作法が廃れている現代。古き良きお江戸の日本を、お作法を復活させましょう。... fb.me/2kyTfPmK8


私は善人です、と言う信じきった顔をして、オイオイと言う行動している人が少なくない。私はこう言う方々が最も苦手。人に迷惑掛けていて、他人事だからこれぐらい我慢出来るでしょ、とか別に大丈夫だよねって、我が儘な行動をちょっとすまなそう... fb.me/1DUuI6Vex


時間とお金、切っ掛けですね。 RT 「○○があれば!」稚内にもっと行きたい!SSPに投稿して50コインGET! #ana #kitasouya ana.ms/13o7C1y


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健康は全てではない。しかし、健康を失えば全て失う。

今の医学の未病のうちに検知する力なんて全くダメだ。... fb.me/1VHHzOWXE


土井英司さんのセミナーはやはり凄い。凄くインスパイアされた。なる程と思うことが沢山あり、これからの世の中が楽しみになって来た。反面恐ろしい部分も少なくないが、今が時代の狭間で激動期なんだと良く分かった。こんな面白い時代に生まれて幸せだ。


土井さんの勧めに素直に従い、これからはツイッターを主な発言の場にすることにした。ブログもフェイスブックも止めないが、まずはツイッターからにする。業界の裏話、事実、本当のことを前みたいに発言して行こう。逆から言えば、それだけブログとかはあてにされてない、と言うことらしい。

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で早速だが、即時インプラント、低侵襲が相変わらずブームだが、本当に普段からしてる、出来てる所はどれくらいなんだろう?私は日本でのこの分野のパイオニアだが、いまだに本当の所はどれくらいの割合ですか?と聞かれる。私の答えは殆どですよ、で絶句される。現実これで普通には出来てないのだ。


私の考えだが、普段からしてる、出来てることをブログとかには書くべきだと思う。たまにしか出来ないことをさも普段からしてる風に書くのは如何なものか、と思う。しかし、今は患者さん集めで即時インプラントと低侵襲は書かれる方が本当に多い。最終的に本当に迷惑掛かるのは患者さんだろう。


即時インプラントと書いてても、全部インプラントとかの治療だけで、部分的インプラントでは出来ない、と言うのが実情だ。だから、残せそうな歯まで抜いて全部インプラントにしようとしたりする。これには私は凄く違和感、抵抗感強い。何でもかんでも4本や6本で支えれば済むのか?歯は残したいだろ


低侵襲だって実態が実に曖昧で、先生が低侵襲と言えば低侵襲、と言う感じだ。で、実態はごく普通の手術とかが実に多い。たまたまクラシックな手術に比べたら改良されてる、とかの程度だ。本当の低侵襲手術はそんなもんじゃない、と突っ込みどころ満載が現実。しかし、世界レベルでも似たようなもん。


即時インプラントも、低侵襲手術も、概念が新し過ぎて肝心な中身がバラバラなのだ。だから言いたい放題だし、今なら早いもん勝ちで荒れてる。これが現実。だいたい、4本や6本で義歯ネジ留めするのは、即時インプラント義歯治療と正確に言って欲しい。あれは総義歯をネジで留めてるだけだろう。


即時総義歯インプラントとでも名乗って貰いたいものだ。格好良い名前名乗るから、純真な日本人の患者さんは騙される。ネーミングは実に大事だ、と気付かされる実例だ。逆に言えば、名前に騙されず実を見る、中身を見ることが如何に大事か、と言うことだ。なんだ人生の法則そのものじゃないか。