某都下のMが抜歯して病巣取ってから骨造成GBRの計画だそうで、何てお馬鹿なと呆れてしまったので、患者さんが惑わされないように、実例で紹介説明します。
ここまで病巣が大きいと、間違いなく骨が殆どなくなります。
黒い部分が骨が病原菌に侵されていて、骨がない所で、CTで診断したよりも大体の場合病巣は広がっているから、抜歯して病巣取ってで処置したら、残っている骨がペラペラの厚みしか残らなくなって、順次吸収されてなくなってしまうでしょう。
こうなっているのを救う方法はたった１つしかありません。
抜歯と同時に、インプラント植立して即時に骨造成GBRすること、です。
そうすれば、インプラントが支柱になって、骨造成GBRした部位のボリュームを守ることが出来るからです。
但し、その技術、手技は凄まじく難しいモノで、出来るDRを探すことは至難の業でしょう。
従来通りの、海外にお偉いさんの焼き直しの治療方法しか頭にない、手術遣り捲りで何度でも切りたい、手術したいと言うDRに捕まってしまって、この患者さんは気の毒な人生になられることでしょう。
お気の毒としか言えません・・・
松元教貢即時荷重インプラント専門書著者 @mgenchan