大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

世界最先端最難関インプラント治療、抜歯同時サイナスソケットエレベーション併用植立

2008年07月08日 | ニュートンドクター見て下さい。
上顎の大臼歯部は、上顎洞がある為に解剖学的に非常に難しいと言われています。
その為に、サイナスリフトと言う骨を造成させる手術をインプラント植立手術に先立って行ったり、もしくは同時に行ったりするようにしないといけない事に成ります。
抜歯すると骨が余計に薄くなって、ソケットプリザベーションと言う骨を保存する処置をする必要がある事も増えます。

このように上顎の大臼歯部は、とても難しいのです。

しかし、歯科用CT3DXで骨のある所を、何とか狙って行けば、全てを1回の手術、処置で行う事が充分行叶います。

それが出来れば、患者さんにとっては1回の手術で全て終わりますので、何回もの手術を受けずに済み、その分、楽になるのです。

このようない1回で全てを終わらせて差し上げる治療こそが、真の世界最先端最高レベルのMIインプラント治療です。
しかも、それでいて腫れたり痛んだり全くしない。

骨がなければGBR骨造成とか、歯肉を貼り付けるとかの処置を大々的に行う事は、もう考え直すべき時に来ているのです。

患者さんは展覧会に出すような、物凄いレベルの治療を必ずしも求めている訳ではないのです。
展覧会に出すような仕事は、その分患者さん自身の負担も、治療期間も費用も掛かりかます。

MIの概念が真に患者さん想いの治療です。

専門家レベルの手術を何度も受けるような治療は、もう止めましょう。

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イギリスのインプラント患者さんから励ましの電話が来ました。

2008年07月07日 | ニュートンドクター見て下さい。
今日の締め括りに、とても嬉しい事がありました。
5月の中旬にわざわざイギリスから一時帰国され、私の所で抜歯即時植立即時荷重審美インプラント治療をさせて頂いた患者さんからのお電話です。

経過をお聞きしたら、とても良好に経過していてて、大丈夫と言うお話でした。
この方も仰っていましたが、私のブログでのお話は、殆ど信じられない、他の方が書いている内容と隔絶している、アブナイブログにしか見えないかも知れないと感じたそうです。

普通に話をしても、まず信じてくれない。
話す人を選ばないといけない、とも話されました。

しかし、私は先生の治療を受けて、本当に事実であったと確認出来ているし、間違いなく真実であると自分の結果では言える、と話して下さいました。

とても嬉しく思いました。

私の所には、こうして遠方からお越し頂く、最期の一縷の望みを掛けて来られる方が、結構来て下さっています。
そう言う場合、絶対に成功させないといけないので、掛かるプレッシャーは相当なものがあります。

どんなに頑張っても外科手術では成功率100%はありません。
世界の福嶋先生ですら、99.9%だそうです。

100%を念じ、患者さんを救う為に、必死になり頑張るしかない。
それしか出来ないのです。

何処に行っても、私のような治療、手術をしてくれるDRはいない、とも電話でお話しました。
光栄ですが、反面その責任は大変なものがあります。

全力を尽くし、天に祈り、奇跡に挑み、成功を勝ち取る。
これも、私にしか出来ない使命なんだろう、と私は感じてしまうのです。

わざわざイギリスから来られ、治療をさせて頂いた患者さんからのお電話は、私の心を励まし、元気を下さいました。
これを励みに、又明日から、一から出直しで頑張ります。

ありがとうございました、UKさん。

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インプラント治療の基本、抜歯したらそのままにしない方が良いでしょう。

2008年07月07日 | ニュートンドクター見て下さい。
抜歯した部位の病巣をキチンと取りきるべきである、と言うお話を前にしました。
そして、出来るなら同時にインプラント植立を出来るなら、それが患者さんにとっては、1回の手術で済み一番早く楽に治る方法ですよ、と主張しました。

ところが、どうしても骨が足りない場合は、インプラント植立が出来ない場合も有ります。
その場合は、やむ得ないので、ソケットプリザベーションと言ってその部位のボリュームが減少しないように処置をするのが良いと思います。

抜歯して、病巣を取り切っても、そのままで何も充填しないでいると、必ずそこの部位は痩せてしまい、後々インプラント手術するにしても難しくなってしまい、大きなGBR骨造成とか、歯肉移植とかをしないといけなくなってしまうからです。

それを出来るだけ小さな手術で終了出来るようにして上げる為にも、必ず何かしら充填をした方が安心です。
何も入れないで、歯肉が治るのを待っているのは、現時点では問題があると思います。

何を詰めれば良いかで意見が分かれる多いのですが、現時点ではβTCPとかHAハイドロオキシアパタイトを自家骨に混ぜるのが良いと言われています。
そうして、ボリュームを維持して治るのを待って、インプラントに移行出来れば、大きなGBR骨造成をしなくて、患者さんにとっては楽な治療と成るでしょう。

抜歯後にインプラントと言う説明を受けた場合、その部位をどう処置するのか、よくよく確認して受けて下さい。
抜歯したままで何もしないのは、後で苦労させられます。

因みに、当院では歯科用CT3DXがありますので、それで詳細に治療部位を精査し、1回の手術で抜歯即時植立即時荷重審美治療まで、殆どの場合出来ています。
その理由は、抜歯する歯があれば、その周囲には探せば、結構植立出来る骨が存在しているものだからです。
だから、1回の手術で出来るのです。

更に大事な事は、それでちゃんと出来ているかどうかの確認です。
歯科用CT3DXが可能にする、MI即時インプラント治療こそ、未来の治療です。


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アスパックのインプラントシンポジウムに参加しました

2008年07月06日 | ニュートンドクター見て下さい。
今日は1日セミナーでした。
新潟の榎本先生、秋田の佐藤先生、山形の成瀬先生、高木先生、慶応大の河奈先生、大阪の勝先生、千葉の飯島先生、鹿児島の児玉先生、金沢の林先生、福岡の榊先生、大阪の佐古先生、そして奈良の木原先生とインプラント界の錚々たるメンバーで催されました。

アジアスタンダードを日本発で確立しようと言う、非情に高い志で、内容もテンコ盛り、時間が足りないのが残念でした。
今度からは、是非2日間で時間も倍にして開催して頂きたいものです。

内容に関しては、従来欧米で主張されている治療方法を踏襲する事が多かった国内の歯科界に対して、アジア人、特に日本人は繊細であり、海の向こうのスタンダードを持って来ても上手くは行かない、より繊細で緻密な治療が求められる、と言う結論でした。

日本人は、欧米人に比べて歯肉が薄く、骨も細くて弱い、GBR骨造成、歯肉造成等も難しいと言う事を強調し、安易なインプラントへの警告を発していました。
特に、最近のインプラント医達の抜歯基準が緩くなっているのではないか、歯を残す事を学んで来た筈が、若いDRほどインプラントしたがると警鐘を鳴らされていました。

日本を代表するインプラント医達の集いで、再確認された事が歯の重要性なのです。
その内容を拝聴していて、晴れ晴れとした気持ちに、私は成りました。

インプラントは所詮口腔機能回復の道具の一つに過ぎない、どんなに良いと言っても、異物だしその長期的メインテナンスが不明であると明言されていました。
正に我が意を得たりの思いがしました。

最後の後援者の木原先生が講演された内容は、私自身がもうズーット言い続けている過剰介入の排除であり、如何に介入を少なく、成果を最大に得るかだった事に、私がビックリしてしまったくらいです。
私が、かつて憧れたS○C○Dのトップが、かつての自分達を完全否定したのですから。

臨床を真摯に見詰め続けると、到る結果は同じですね、とは今日シンポジウムに参加してた元勤務医のS先生の台詞でした。
そして、S先生の続けた台詞は、松元先生は(預言が全て当たり続けて)次は何処に行くんですか?だったのでした。

私が主張して来た事を、時代が完全に認め、大きく舵を切っている事を強く印象付けたシンポジウムでした。

次の進む先は、勿論その先にある目標とするMIインプラント始めとした歯科治療の伝道であり、新たなる技術・理論の確立と挑戦です。

私は進みます。
MI最小限の侵襲で、最大の成果を得て、それでいながら患者さんに苦行を強いない、快適な治療の開発、広報。
斬新な全く新しい概念に基づく世界を確立します。

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gooでインプラントの実例写真がアップ出来ない、困った私です。

2008年07月05日 | ニュートンドクター見て下さい。
PCに弱くて恥ずかしい限りです。
仕方なく以下に、公開しています。

現時点で考えられる、MI即時インプラント治療の、ひとつの典型ではないかと考えています。

勿論、全く切り開いたりしていません。
それでも、1回の手術でここまで出来ます。

プロの方にお願いです。
但し、難しいので変に真似しないで下さい。

もし見たい方は見学を随時受けております。

http://d.hatena.ne.jp/genmatsumoto/

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かつての私、反省ばかりです。

2008年07月05日 | ニュートンドクター見て下さい。
コメントでご指摘頂いたように、私自身はかなりエキセントリックなイメージを抱かれてしまうのは間違いないでしょう。

自分自身でも、若い時代から腕に覚えがあったので、エンド、外科、総義歯関係では10~20上の先生でも臆した事はありません。
事実話せるレベルで吊り合う方は、講師より上の方で、君分っているね、若いのにたいしたもんだ、と褒められたりしていました。
それが余計に良くなかった事は、今は良く理解しています。

有難い事に、鍛えて頂いた恩師が本当に厳しく、非情に結果を求める方でしたので(勿論点数とかではなく、治療内容レベルでです)、辛かった反動で、外に出て余りにも世間が甘くてビックリした、と言う本音を抱いた面が底辺にあります。

わざわざ大学の教授、助教授のオペとか、義歯とか見ましたが、これで良いのか、と自分が今までいた世界との違いに尊大に陥ったのです。

その中で今間先生と巡り合い、インプラントに本格的にのめり込むようになって、勉強し続ける事が出来たのです。
新しい目標を得て、しかもその分野が未熟そのもので、深みが何処まであるのか全く読めないが故の面白さ、であったと感じます。

同時にその根底をなすのがペリオである事も、如実に思い知らされる事に遭遇し、否が応でも喧々諤々な世界に踏み込まなければいけなくなったのです。
ペリオに関しては今は殆ど答えが見えていると思います。

インプラントも遠からず答えは殆ど見える事でしょう。
後は実践に飛び込んで結果を出すだけ、それで最もMIであるものが最終勝利者でしょう。

勿論、結果を得る為には、臨床の実際で改善すべき事にぶつかり、それを超えて行くしかありません。
そうして、本当の答えが見えてくるのです。

この時代の流れの中で、インプラントに関しては結構良い位置に付けているんじゃないか、と自分でも期待しているのが事実です。

さて、如何相成りますのやら?
結果が全て、そこから学ぶしかない、私が申し上げられるのは今でもここまでしかないのです。
ですから、エビデンスはないと明言するのです。

どうしてもと言う場合は、そのDR個人の成績、データでしか語れないと思います。
なので、患者さんはそのDRととことん話し合うしかないとアドバイス致します。

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インプラント治療の基本を!2 現在では歯科用CTでの診断は必須

2008年07月04日 | ニュートンドクター見て下さい。
歯科用CTが各社合わせて、多分300医院以上に広がっている現状、最早歯科用CTは必須であり、診断と治療計画で欠かせないものと言っても良いでしょう。

人の体と言うのは、かなりの個別の差が大きく、従来の大きなレントゲン写真のみでは特に下顎で危険である事が指摘されています。
下顎の骨の真ん中を通っている太い神経とか血管、更には舌側の組織を傷付けない為に如何にした方が良いかの判定がかなり出来ます。

上顎の場合でも、上顎洞がどう言う形なのか、前歯の部位の骨の分布がどうなっているのかは歯科用CTでないと判別出来ません。
これは引いては、手術の術式に影響を及ぼし、大きく骨を露出させて手術する事を回避出来、それによって手術の侵襲を最小限に出来るのです。

つまりは、見えないからこそ歯肉を大きく剥がして骨を露出させないと、安全な手術が出来なかったのです。
歯科用CTは、それを避ける為の情報を物凄く沢山与えてくれます。

更にもっと重要な事は、術前のシュミレーション通りにインプラント手術が行われているのかどうか、の確認が出来る事が重要なのです。
万一の時には、すぐにその場でリカバリーが出来ますし、見る事で安心感が全く違います。

インプラントは生涯1度きりのもの、もしくはそうしなければいけないものですから、精密検査は受けるべきであると成ったのです。

お腹の中を切る手術で精密検査をしないDRはいないでしょうし、受けないで手術を依頼する患者さんもいないでしょう。

インプラントは小さいものですから、たいした事がないと思われがちですが、小さいからこそ精密な検査と、緻密な手技を必要とするのです。
そこを認識して下さい。

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インプラント治療の基本を!骨の中は綺麗かどうか確かめる

2008年07月04日 | ニュートンドクター見て下さい。
書くべきなのかどうか、非常に迷ってしまう事実を聞いてしまって、困ってしまっているのですが、得られた結論だけを書かせて頂きます。

インプラントをすると言う事は、通常抜歯されて歯がなくなっていると言う事でしょう。
すると何らかの原因があったから抜歯に到っている筈です。

この場合、問題なのは何故抜歯に成ったのかです。
虫歯、歯周病、根の病変、とにかく感染等がそれ以上生体に入らないようにと願って、抜歯をした筈です。

この場合、原因である歯を抜歯すれば、周辺の病変は消える、と過去は誤解されていました。
しかし、事実は細菌感染が発生し、そこに一定のコロニー、所謂バイオフィルムは出来上がったら、なかなか消失してくれない事が現在は判明しております。

そして、生体内でバイオフィルムは生存可能なのです。
つまり言い換えれば、原因がなくなっても病巣は生き続けるのです。
と言う事は、そこにインプラントがぶつかれば、骨とは統合しない、くっ付かないと言う事態に成ってしまうのです。

ならどうすれば良いかと言うと、骨の中が綺麗なのかどうか疑って掛かり、インプラントホールの形成後、必ず確認すべきである、と言う事なのです。

抜歯する時も、当然徹底的に病巣等は取り切って置くべき、と言う事に成るのです。
この根本が、インプラント業界で恐ろしい事に徹底されていないのが実情として存在しているのですから、本当に困ってしまうのです。

抜歯同時植立とか早期植立とか、即時荷重、即時負荷とか言う以前に、まず外科の基本としての概念が、全く徹底されていない、それがインプラント業界なんです。

更に困るのは、病巣を取り切る事は、時に患者さんに誤解を招きます。
抜歯したのに、何を何時までも弄っているんだ、今までの歯医者は抜いたらハイ終わりだったぞ、何はへまやらかしているんじゃないか?と時間を掛けて取り切ろうとする行為が、下手糞であると誤解を招くのです。

これは、従来の業界が間違っていて、新しい事が全然広まらない事に原因があります。

病巣は、何処に存在しているか歯科用3DCTでも判別出来る訳ではありません。
実際に処置に際して、視診、指の感触でしか知る事が出来ません。
なので、精密に行う為には、拡大鏡とかの使用が絶対条件なのです。
後は専用の器具、道具等です。

当然、やり過ぎればホールが緩くなって、インプラント植立が難しく成ります。
それでも即時植立とか即時荷重とか出来る事が如何に難しいか、ご理解頂ければ嬉しいです。
しかも、更には審美的に仮歯まで入れ、骨造りGBR,歯肉再生までするとなれば、難しさは言うまでもありません。

何が本当に難しいのか?
それが、ハッキリと指摘出来ない業界にこそ、問題があると思います。


患者さんご自身の見識も問われていると知り、誤解をしないよう学ばれる事をお勧めします。
正しい事をされて受けていて、理解されない、出来ない事ほど、お互いに不幸な事はありません。

何が正しいのか、ネット内が混迷を深める中、少なくとも、私は責任を持って正しい情報を提供します、と宣言します。

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強く、生きる。インプラントで患者さんの夢を叶える

2008年07月03日 | ニュートンドクター見て下さい。
青年社長として余りにも有名なワタミの渡邉美樹社長の最新刊を読んで、考えさせられてしまいました。
夢を叶える、カラーで詳細に見る位に、強く願って。
一瞬たりとも無駄な時間を過ごす事を、徹底的に排除し、今日1日でベストを尽くし切る。
そんな、厳しい生き方を貫きながら、尚天性の明るさ、陽のオーラを失わない。

そんな渡邉社長に、圧倒されるばかりです。

振り返って我が身を見る時、私はそこまで出来ているのだろうか、又、チャンと患者さん、スタッフ、業者さん、そして勿論家族への責任、勤めを果せているのだろうか?と感じずにはいられなかったのです。

あなたの夢は何ですか、と渡邉社長に真剣に問い詰められているような気が、ヒシヒシとしました。

私は偶然社長と巡り合った事があります。
図々しい私は、記念に握手をして頂きました。
残念な事に、その時には著書を持っていなかった為に、サインを頂けませんでした。

普段いつも本を数冊持ち歩き、どんな時にも手放さない私ですので、社長の著書も何冊も持っていましたが、タイミングが合っていなかったのです。

でも、必ずいつか又巡り合え、その時には著書を携えていて、サインを頂けると信じています。

ランディ・パウシュの最後の授業もDVD付きを買い、年のせいか涙脆くて困りました。
何故渡邉社長と言い、パウシュと言い、こんなに素晴らしい生き切る人生を歩めるのでしょう。
私は、申し訳ない事に、日々の作業に明け暮れがちなのに。

いつかは間違いなく誰もが死にます。
死を意識する時、人生を無駄にしていてはいけない、と強く強く思うのです。

何をして上げられたか?自分の大切な人達に。
家族、患者さん、スタッフ、業者さん、関係者の皆さん。
私の生きている人生の中で、巡り合える事だけでも、それは奇跡なんだと、私は確信しています。

何をして、どうしてあげれば良いのか?
私にしか出来ない事、やろうとしない事を、私はやって差し上げて、何とか解決して夢を叶えて差し上げたい、と再確認出来ました。

今日も又、ボロボロに癒着している根を抜歯して、その部位と隣にインプラントをして、更には噛み合せの割れている歯も抜歯して、その部位をインプラントの為に上顎洞を底上げして植立して、同時に隣の歯の歯周病の再生治療までやってGBR骨造成までして、仮歯までしました。

これらは通常に治療を進めて行っていたら、手術だけでも4回位に分けるでしょうし、治療期間も1ヶ月ごとに1つの手術を出来ても全てが終わるのに4ヶ月以上、恐らくは半年位は掛かるでしょう。

それでは、患者さんはなかなか救われません。
だからこそ、患者さんの夢を叶えて差し上げる為に、1階きりの手術に全てを賭けて臨むのです。

それが、私が出来るせめてもの務めなのです。

渡邉社長、パウシュの本に啓発され、又道を求め進まねば、と誓う私です。

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インプラントの勉強を続けて来て思う事

2008年07月03日 | ニュートンドクター見て下さい。
博多の安東先生のPOIのセミナーを聞いて来て、先生も話されていましたが、今は何処のインプラントも大差ない、と言える時代に成ったのは間違いないようです。

何処のインプラントもラフサーフェイス、つまり何らかの処理をしていてザラザラに成っているものである、2回法からよりシンプルな1回法が優位に成って来ている。
しかし現状では、審美的に要求の高い場合は時に2回法となり、手術回数とか時間の短縮とかが課題である。

ここまで分って来ていて、解決すべき問題は時間の短縮と手術等の大変さを如何に解決するか、であると言う事です。

今は何処もメーカーの講演で出る症例は、間違いなく審美的であり、それは最早必須の条件であるようで、その上で時間を如何に短くするか、手術を楽に回数少なくするか、相反するような問題を解決しなければいけないのです。

しかし、この問題もこれからの10年で解決が付く事でしょう。
今はその大事な基礎を固めている時期なんだ、と思われます。

人類共通の夢、長生き出来、歯で不自由する事がない、健康なしたい事が出来る人生。
それを叶えるお手伝いをする為に、今日も又、祈りを込めてメスを握る私です。

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噛み合わせを一気に改善してしまう事による副作用にご注意下さい。

2008年07月02日 | ニュートンドクター見て下さい。
噛み合わせが脳内血流に大きな影響がある事は、まだまだ余り知られていません。
私自身、総義歯の神の系譜を引くDRで、総義歯に関してはかなりの実績を挙げて来たDRですので、師匠からこう言う事でも示唆されて来ました。

特に、それまで不自由な総義歯を装着していて、噛み難くて苦労をしていて、肩凝りが凄かったりしていた方では、一気に治療して具合の良い総義歯に改善して噛み易くすると、時に血の巡りが良くなり過ぎて、脳内圧が上がり具合を悪くする方も出るのです。

一気に治して差し上げる事は、とても良い事ですが、その方への配慮もして差し上げないと、具合が悪くなってしまった、と言ってその後の調整に来れず、又上手く行かなくなってしまう事も出るので、予め納得頂くことが重要でしょう。

このような事が、総義歯治療上で私は経験していました。
それと同じ事が、即時荷重インプラント治療でも時に起きる事があるのです。
つまり具合を良くし過ぎてしまった反動で、脳内血流が良くなり過ぎ、圧が上がってしまって少し目眩がしたり、フラフラしたりする事も出るのです。

しかし、これは基本的に体が良くなる時の一時的な反動、副作用にしか過ぎません。
なので、無理をせず、安静を保ち、体が良くなった状態に馴染むのを待つのがベストです。

その間、出来る治療は噛み合わせの調整をして差し上げる事です。
具合をお聞きしながら、軽い力で噛み切れ、顎が楽になるように誘導して差し上げる事が、効果的です。
ここで重要な事は、患者さんに必ずご協力頂いて、反応を確かめながら行う事なのです。

どんな治療であれ、患者さんご自身が最も長く深く関わっているのですから、その体の素直な反応、示唆には耳を傾けなければいけないのです。

この虚心で素直な心構えが、即時荷重インプラント治療だけでなく、全ての歯科治療に大事な心構えと言えるでしょう。

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インプラント治療の評価は歯科用CTが決め手となるのでしょう。

2008年07月01日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラント治療のこれからの方向性は、間違いなく歯科用CTで判定される時代に成ってしまうのでしょう。

そこで見る画像の鮮烈さは、従来の治療を改善する事を迫ります。

インプラントの周囲には、やはり十分な骨と歯肉が必要であり、インプラントを複数本植立する場合はその間を最低でも4mmは保持するのが正しいだろう、と予想されています。

特に、タバコを吸う方の場合は、インプラントを取り巻く生体組織を多めに取る事が、重要であり、インプラント間が狭い場合は容易に歯肉が下がってしまって後で、メインテナンスで苦労する事を招きがちです。

まず重要な事は骨をどれ位インプラント周囲に厚みを保たせるか、そしてその上を覆う歯肉をどれ位厚く出来るかのようです。

しかし、歯肉に関して言えば、厚ければ良いと言うものでもなく、厚過ぎる歯肉は時に扱いが難しく、急に変化したりする事がまれに起きますので、用心が必要です。

日本人は一般的に歯肉が薄くて扱いが難しいと言いますが、厚過ぎる歯肉も結構扱いが難しいものです。

これらの事を術前に確認して、最小限の手術をするには歯科用CTがとても役に立ちますし、術後の確認でもとても役に立ちます。

確認するには、どうしても歯科用CTでないと確認出来ないのです。

これからの新基準として歯科用CTは避けて通れないもの、と言えるでしょう。

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D.ターナー教授のインプラントセミナー、イン・サンフランシスコ

2008年07月01日 | ニュートンドクター見て下さい。
今日から7月、いよいよ15~18日サンフランシスコのIDEAでNY大のD.ターナー教授のインプラントセミナーを受けに行って来ます。
これは、今年のAOボストンで、恩師のDR.ラムがターナーのセミナーが良いから、ノリ是非受講しなさい、とアドバイス下さったので、申し込んだのです。

ターナー教授は世界的なインプラントのリサーチャー、臨床家としても著名な方で、歯間乳頭の学説で世界に知られています。
内容は盛り沢山で、現時点でのインプラントの到達点を全て明らかにして、更に何処へ向かっているのか、と言う事も示唆する内容と成るだろう、と期待出来ます。

自分自身が今やっている事のバックアップデータを頂けるのに、彼ほど相応しい先生はいないと、私も思います。

詳しい内容は、

即時にインプラントは荷重出来るのか否か?
早期にインプラントは荷重出来るのか否か?
サイナスリフトは如何にすべきか?
GBRとかサイナスリフトにベストの造骨材は何か?
骨切り延長術の最新の利点、欠点は?
インプラントの最新表面性状は如何なるものか?
テーパー型とストレート型のインプラントの利点、欠点は?
内部結合型インプラントと外部結合型インプラントの比較対照は?
インプラントと天然歯は連結しても良いのか?
理想的審美単独インプラント達成には?
インプラントで支えられたブリッジの噛み合せの様式は?
セラミック、ハイブリッドセラミック、金属を噛み合う面に使うのか?
インプラント植立前後の仮歯のベストなタイプは?
インプラント周囲歯肉炎への配慮は?
難しい歯周補綴治療計画にインプラントが如何に影響するのか?
難しい抜歯ケースへの対応は?
何時抜歯し、インプラントすべきか?
長期のインプラント生存率に付着歯肉が必要なのか?
即時VS待時、抜歯ソケットへの植立は?
吸収性VS非吸収性膜について?
病的に成ったインプラントでも治せるのか?
ブリッジ固定にはセメントが良いのか?スクリューが良いのか?
骨粗鬆症や年齢によるインプラントへのリスクは?
タバコのインプラントへの影響は?
仮のインプラントで仮歯を固定させられるのか?
歯間乳頭は保持し、再構築するには?

以上のように、最新のインプラントの課題を全て網羅している、と言っても構わないでしょう。
この盛り沢山な内容を、4日間でレクチャーして下さるのです。

日々の臨床の為に成る正しい情報を得てくる為に、頑張ります。

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