先日の春風亭昇太独演会で、
昇太版『抜け雀』(古典落語)のあまりの可笑しさに
衝撃を受けた。
『抜け雀』って、
こんなに笑える噺だったっけ???
以来、毎晩、就眠前に、
手持ちのCD、
故・古今亭志ん朝版『抜け雀』ばかり聴いている。
さすがに名人だけあって、
志ん朝師匠版も面白いけれど、
どちらかというと、いい噺、人情噺的な色合いが濃い。
「私は親不孝者。
親を籠かきにしてしまった」
というサゲ(オチ)にも、
しみじみした余韻が残る・・・
そこで、ハッと気づいたことが…
昇太師の落語って、
ただでさえ早口なのに、
サゲに近づくと、
さらに畳みかけるように早口になる。
ときどき、サゲが聴き取れないことも…
それくらい、速攻、サゲる。
まるでサゲの決まり文句を言うのがイヤみたいに…?
サゲに余韻を残したくないみたいに…??
そのあと、仏頂面で高座を後にしたら、
ヤな感じに見えるだろうけど、、、
(↑あくまで、のり屋のバーサン個人の好き嫌い基準として)
昇太師の場合は、
満面の笑顔で愛想を振りまきながら、
ときには観客に手まで振りながら、
超ゴキゲン&颯爽と舞台袖に引っ込んでいく。
素早いサゲと
サービス満点な引っ込み。
そのあたりも独特のスタイルになってるんだなぁ
(そういえば…
先日の会は28周年記念のせいか違ったけど、
通常の昇太独演会のタイトルは
『オレスタイル』だもんね)
落語好きは、みんな言う。
「落語は噺(ストーリー)を聴くのではない。
演者(噺家)その人を聴く芸能なのだ」
まったくもって同感
昇太版『抜け雀』(古典落語)のあまりの可笑しさに
衝撃を受けた。
『抜け雀』って、
こんなに笑える噺だったっけ???
以来、毎晩、就眠前に、
手持ちのCD、
故・古今亭志ん朝版『抜け雀』ばかり聴いている。
さすがに名人だけあって、
志ん朝師匠版も面白いけれど、
どちらかというと、いい噺、人情噺的な色合いが濃い。
「私は親不孝者。
親を籠かきにしてしまった」
というサゲ(オチ)にも、
しみじみした余韻が残る・・・
そこで、ハッと気づいたことが…
昇太師の落語って、
ただでさえ早口なのに、
サゲに近づくと、
さらに畳みかけるように早口になる。
ときどき、サゲが聴き取れないことも…
それくらい、速攻、サゲる。
まるでサゲの決まり文句を言うのがイヤみたいに…?
サゲに余韻を残したくないみたいに…??
そのあと、仏頂面で高座を後にしたら、
ヤな感じに見えるだろうけど、、、
(↑あくまで、のり屋のバーサン個人の好き嫌い基準として)
昇太師の場合は、
満面の笑顔で愛想を振りまきながら、
ときには観客に手まで振りながら、
超ゴキゲン&颯爽と舞台袖に引っ込んでいく。
素早いサゲと
サービス満点な引っ込み。
そのあたりも独特のスタイルになってるんだなぁ
(そういえば…
先日の会は28周年記念のせいか違ったけど、
通常の昇太独演会のタイトルは
『オレスタイル』だもんね)
落語好きは、みんな言う。
「落語は噺(ストーリー)を聴くのではない。
演者(噺家)その人を聴く芸能なのだ」
まったくもって同感