のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

花形よったり競演会

2011-07-16 11:56:37 | 落語会に行ってきた
という落語会に行ってきました。

7月15日(金)午後7時開演
於・所沢ミューズ マーキーホール

出演メンバーが良かった~

三遊亭兼好
柳家三三
古今亭菊之丞
立川志らく

(といっても、
 兼好師匠の高座に接するのは、
 はじめてでしたが)

4師匠に共通するのは、
「垢抜け感」かなぁ。
高座姿が気持ちいいというか。

もちろん、
それぞれの個性もバランス良く炸裂

特にトリの志らく師匠の『短命』が、
印象的でした。

『短命』って、
噺そのものが面白いから、
誰が演じても普通に笑えるんだけど…

その分、
笑う場所が同じになりがち。

でも、志らく師匠版は、ちと違った。

“奥さんが美人だと旦那が短命になる”
と知った男が帰宅すると、
奥さんが『ガマの油』の口上を練習しているのだ!

こんな設定、はじめて聞いた

でも、
「ガマの油の口上を練習するダミ声の女」ってだけで、
この奥さん…いや、おかみさんが、
少なくとも「楚々とした美人」じゃないことがわかる。

さすがです

志らく師匠の落語って、
古典なのにモダンな雰囲気があり、
そこも素敵なところ。

そのうち必ず独演会に行ってみたい
噺家さんのひとりです。

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