東京オリンピックのとき

あの昭和の東京オリンピックのとき、
小１だった。

開会式当日、
素晴らしくお天気が良かったこと。
学校が半ドンになり、
下校のバスからピョ～ンと飛び降りて、
喜び勇んで家まで走り、
母とテレビで開会式の生中継を見たこと。
マラソンのアベベ！
子供ゴコロに、けっこうよく憶えている。

だから、少し前まで、
東京オリンピック招致のニュースを見るたび、
思っていた。

もう、いいじゃん。
こないだ、やったから

そう、自分的には、
あまりにインパクト強くて、
「こないだ」な感覚だったのだ

でも、冷静に考えれば…
いや、特に冷静に考えなくても、
世の中の過半数は、
こないだの東京オリンピックを知らない人、
生まれてはいたけど記憶にない人、
なんだよねぇ。

なら、やってもいいのかも。
２度目の東京オリンピック

と、つい最近、思うようになった。

前・都知事が言ってたときは、
うんざりだったけど、
現・都知事がそれほど言うなら…
的な気持ちもある

ただ、２０２０年、
ちゃんと現存してるかしらね、東京は。。。

首都圏直下型地震は？
富士山噴火は？？
（最近、富士山がやたら大きく
　きれいに見えるので、
　みょうに不安になる）

７年後には、
自分だって生きてないかも

年齢カンケーなく、
誰だって明日をも知れぬ運命。
という意味で。

生来は能天気な自分も、
３.１１以後、
スッカラカンな能天気には
なれなくなりました…