のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

厳しさの遺伝子

2018-05-18 19:05:29 | ひとりごと
以前にもココに何度か書いてきたが、
この3月に逝った父は、
とても厳しい人だった。
(特に家族や身内に)

その厳しさは
ドコからキタのかと推察するに、
父の父が大変に厳しい人だったらしい。

実際、孫の目から見ても、
父方の祖父はヒンヤリと厳格で
近寄りがたい雰囲気があった。
(愛にあふれる優しさのレジェンドだった母方の祖父とは対照的)

厳しさは遺伝する?

父の厳しさが、
自分にもチョビッと遺伝してるかも
と気づきだしたのは、
大人になって仕事をはじめてから。

一見、ボ〜ッと呑気で、
癒し系?などと勘違いされることもある自分が、
(後に勘違いだったと知る人、多し)
こと仕事の場では、
人が変わったように、
厳しさを発揮してしまうのだ。

30代が最高潮だったと自覚している。

特に許せなかったのがルーズな輩。

フリーの個人業とはいえ、
仕事とは基本、全てがチームワーク。
打ち合わせに平然と遅刻するヤツ、
期日を守らないヤツ、
とりわけモタクラ仕事をする組織人に、
いつも怒りをたぎらせていた。
(当時、神社で引いたおみくじに、
「腹立ちを抑えよ」と書いてあったこと
忘れられない。笑)

一匹狼(野良猫?)なりのプライドで、
自分にも厳しくしていたし、
組織に属さない分、良くも悪くも、
忖度なんぞ学んで来なかったから、
年長者に対しても容赦なく。

そして40代になった頃、
何のきっかけだったか、
件の父から言われた。

「あんまり人に厳しくしてると、
人が離れてしまうぞ」

ええーっ

こんな娘に育てたのは誰!
このヒト…いや、父からにだけは、
言われたくないんですけど〜!呆。

以来、気をつけるようには、
してきました。

若いうちはご愛嬌(?)で済むが、
オバサンの厳しさは、
周囲をドン引かせるだけ…

だが、最近また、その迷惑な遺伝子が
チョイチョイ目覚めそうで、
我ながらハラハラしている。
ストレスがたまっているのか?

遊んでるヒマはないけれど、
ここらで少し、
息抜きしないとマズイかな…

コメント (2)
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