野辺山高原の金環日食、 午前7時32分11秒、月が完全に太陽の前面に入る第二接触の瞬間です。 上右は太陽に向けたカメラと望遠鏡、金環開始1分後の空の様子です。雰囲気がほぼ忠実に再現されていると思います。 第二接触が近づくにつれ、辺りは独特の強い明暗を伴った弱い光の世界にゆっくりと変わり、先ほどまでの5月の暖かさが消えて、秋のような冷たい空気に包まれました。 野鳥たちは太陽の光が弱まってきているのをいち早く感じ取っていたようでしたが、金環が始まるころになると鳴き声は静になりました。
下の写真の背景に見えるのは八ヶ岳連峰、 ここは広大な高原野菜畑の通路の一角です。