啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ブナ平とツルリンドウの実

2010-10-11 09:23:16 | 低山歩き
三連休の2日目。天気予報が悪く、特別な計画はなかった。朝目を覚ますと、西の空は明るく少し期待が持てる。紅葉の遅れが伝えられており、好天を条件に予定していた日光方面はキャンセル。沼田市北西の「玉原湿原」方面をカミさんと歩いた。センターハウス→ブナ平→3角点→玉原湿原の半周。ゆっくりと歩いて、食事休憩込みで約3時間のコース。ウルシやツタが一部で紅葉しているが、メインのブナ林は黄葉が始まったばかりだった。樹林全体が夏の緑から、黄ばんで来ていた。
1、「ブナ林の中を歩く」  センターハウスから湿原方面へ歩くと「ブナ平」への標識。鹿俣山への登山道にもなる慣れた道。前日までの雨で湿っているが、殆ど人影も無く快適。ウルシが真っ赤に紅葉しているが、その他は黄ばんできた程度。猛暑の今年は、紅葉はどうなのだろう?私は、だらだらと終わってしまうと思う。写真はブナ平から尼ヶ禿山方面に向かう三角点(約1300㍍)の辺り。言葉で表現できない、今の紅葉の状態が良く判る。



2、「ツルリンドウの実」 草津白根山に咲いていた薄紫のツルリンドウの花は紹介した。冬が近づく頃になると、濃い紫の実をつける。登山道脇など色彩が薄れた頃だけによく目立つ。私はこの植物は花が咲くときと、実が熟したときの2回楽しんでいる。


コメント
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