啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ノゲシ?とリュウノウギク?

2010-10-22 08:59:52 | 山野草
赤城の山は色々な形があり、それぞれ植生が違うなど楽しいことが多い。歩きたいときに直ぐ行けるのも魅力的。

22日の地元紙に、来年夏に予定されている大型の観光企画=「DC(群馬デスティネーションキャンペーン)」に向け、赤城の登山道を補修すると言う記事が載っていた。登山道を整備してくれる皆さんには、頭が下がる。特にボランティアで尽力されている方には感謝し尽くせない。ところが、安全確保に「県と市が」となり、幼稚園児の安全な歩きの必要性、骨折など怪我をする人が増えている等々・・並べてくると、観光と補修の必要性を強調することを優先した記事に見えてきた。今年だけで10回近く赤城を歩いたが、怪我をした人にあったことは無かった。道に迷う事も無いし、登山道も立派なものだ。自然に手を加え過ぎることこそが破壊に繋がる。立派な登山道を整備するより、自然管理人や登山道の整備に当たる人を増やすとかし「登山道から外れない」などマナーを教え、現状のメンテナンスを優先することが第一と思うが・・・。危険を感知することも山歩きの重要なポイントと言ったら言い過ぎかもしれないが。何でも行政任せは良くないよ!!

鍋割山の山頂付近に咲いていた黄色の花。「ノゲシ」だと思うが「オニノゲシ」かもしれない。


「ノギク」が今は全盛期。この種類を見分けるのは素人には難解。荒山高原から鍋割方面に登り、尾根に着く辺りにこの花が咲いていた。花も葉もノギクだが、花弁が丸いのが気に掛かった。図鑑で調べてみても判らないが「リュウノウギク」と言うのが一番近いと思う。茎や葉に香料の“竜脳”と似た香りがあることから付いたと言う。香りは嗅いで見なかった。


コメント
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