
秋の山道を代表する花のひとつがリンドウ(竜胆)。標高が2000㍍ほどの草津白根山辺りでは、8月後半にはエゾリンドウが咲きだす。一方で、11月の後半になった西上州の山道に霜が降りる頃まで残るオヤマノリンドウも可愛い。
赤城の鍋割山。荒山高原から山頂までの登山道脇に咲いていたのは「オヤマノリンドウ」だと思っている。当ブログで9月に、草津白根のリンドウを掲載したが、こちらは「エゾリンドウ」に間違いない。
花屋で売っているリンドウはエゾリンドウを栽培したもので、花期が早いことや茎の形状がすっきりし扱いやすいことなどが理由のようだ。これに対し、オヤマリンドウは(私の感覚では)葉や茎が緑色っぽくて背も低い。花の色も紫がやや薄い。間違っていたら是非とも修正してください。
オヤマノリンドウだが、私の所有する図鑑では〝オヤマタイプ”が載っていない。ただのリンドウとエゾタイプはあるのに???。
草津のエゾリンドウの柄も残っていたので掲載します。比べてみてください。
