半透明記録

クレイ・アニメ。
NHK教育で木曜夜７時から放送されてます（でも、あと３回で放送終了）。私は以前、一挙放送のときに録画したのがあるのですが、某動画サイトに大量にアップされているのを見つけてしまって、思わずずーーっと見続けてしまいました。一日が終わってしまったじゃないか……。


主人公は、小さな農場で飼育されている羊のショーン。一見普通の羊にみえるショーンですが実はとても器用なアイディアマン。農場主の目を盗んでは、プールで水浴び、家畜小屋でディスコナイト、サッカー大会などなど愉快な日常を繰り広げます。

このシリーズは、とにかく、良く出来ている。
『ウォレスとグルミット』のアードマン・スタジオの作品で、１話あたり７分くらいの短編になっています。ＤＶＤも出てるらしい。ちょっと欲しいけど高いな。NHKで最初から再放送してくれないかな。うっかりして前の放送時には１０話分くらい録画し損ねたし。


物語の舞台は、牧場…というより裏庭の草地というくらいのごく限られた小さな世界ですが、そこでは驚くほど豊かで楽しい羊の生活があります。登場人物（つーか動物）たちも個性豊かで、ショーンをはじめ、牧羊犬のビッツァー、赤ちゃん羊のティミー、大食い巨大羊のシャーリー、隣に住んでいる３匹の暗黒ブタなどなど、いちいち魅力的です。私は３匹のブタが好きですね。すげー悪そうな顔をしています。いいなあ、こういうの。

ついでに、このアニメーションにはセリフがありません。
『カペリート』といい、この『ひつじのショーン』といい、セリフなしの映像でちゃんと物語の内容が分かるというのはものすごい。うーむ、素晴らしい表現力。

あ、久しぶりに『カペリート』もみたくなってきた。こちらはキノコの粘土アニメ。

いやー、アニメってほんと面白いですね！