長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

新入会されました

2010-12-08 22:35:45 | 絶対音感
一昨日、3歳と少しのK君が体験レッスンに来られました。

お電話を戴いた時、受話器から雄叫び?の声が聞こえたので、どんなすごい子が来るのかと、ちょっと身構えていました
ところが…

まず、御希望の絶対音感から。
ジャン「アカー」、ジャン「アカー」、ジャン「アカー」……
おお、これは完璧。

リズムカードも楽しく進め、本を見ながらお歌もピアノもできましたよ
数字も読めるし、ひらがなも

最後の御挨拶もきちんとできました。
3歳になったばかりとは思えない、とてもお利口なK君

K君は、盛んにお母さんの両手を持って「ピョンピョンしよ。」と誘っています。
(体操教室へ行かれてるようです。)
日頃からお母さんがちゃんとK君と向き合って接しておられることがよくわかる体験レッスンでした。

そして昨日、入会されるとのお電話。
クリスマス会は既に御予定があって参加されませんが、早速、来週からレッスンを始めます
とっても楽しみです

メッセージにお寄せ頂いた ご質問について

2010-01-23 15:17:36 | 絶対音感
絶対音感のレッスン形態について、御質問ありごとうございます
うちの教室では、幼稚園入園前のお子様には「ほんわかリトミック」をお勧めしています。
この年齢では、遊びの中で音楽に親しんでいくことが大切だからです。
教室で楽しく過ごしていたら、知らず知らずのうちにリズム感や音感が育って行った、というのが理想です。

そのなかでの「絶対音感」なのですが、集団で身につきやすいのは相対音感なのです。
比較行動が相対音感へと導きます。
絶対音感をしっかり身につけようと考えるなら、どうしても個人レッスンが必要となってきます。
そこで、「ほんわかリトミック」と絶対音感個人レッスンの2本立てという事になります。

絶対音感レッスンは10分程度、自宅教室の方へ来ていただきます。
リトミックと同日または、教室のレッスン時間の中の曜日・時間をお選び頂けます。
お子様は“リトミックの先生とハタあげ遊び”をしている、と思われるでしょう。
おうちでの練習が不可欠なのですが、お母様もあまり“お勉強”という感じではなく、自然に耳に入いるように、さらっとして頂くのがいいのです。

さらにピアノの個人レッスンを併用されてる方もおられます。
幼稚園入学後は絶対音感+ピアノ個人(またはグループ)レッスンという形態になります。

体験レッスンについてですが、随時行っております。
詳しいことをお伝えしたいと思いますので、メールアドレスをお知らせください。

絶対音感体験

2009-09-08 11:33:07 | 絶対音感

絶対音感」とは?
突然きこえた音の音程の名前がわかる能力のことです。
「絶対音感」をもっていれば、楽器がなくても頭の中に音をイメージすることができます。
ベートーヴェンが、耳がきこえなくなってからも作曲し続けることができたのは、「絶対音感」をもっていたからです。

タイムリミット
「絶対音感」を身につけるには、タイムリミットがあります。
「絶対音感」のおけいこは2~3歳からはじめるのが理想です。おそくとも6歳半までに始めないと身につきません。
したがって、周りの大人の適切な判断が重要になります。

「絶対音感」の研究は日々進んでおり、「絶対音感」が語学の習得など、他の能力の開発にも影響することがわかってきています。

from一音会



私は一音会の「絶対音感インストラクター」の資格を持っています。

昨日、絶対音感の体験を行いました。
お母さんと色々お話した後、Yちゃんがテーブルの前に座ります。
テーブルの上には赤の旗が1本。
“今から、「あか」の音を弾くから、聞こえたら「あか」と言ってハタを上げてね”
私が、ピアノで「あか」の和音(ドミソ)を鳴らします。
Yちゃん“あか”と何となく戸惑いつつも、元気よく答え、ハタを上げました。
10回続けて「あか」。
とても上手にできました
さすが3歳です。

1~2週間、「あか」を続けた後、2本目の「きいろ」(ドファラ)を入れます。
全問正解を基本とし、序々に増やして行きます。
お家でもできれば一日5回続け、9本の白鍵ができれば、黒鍵に入ります。

色は様子を見て、音名に変えていきます。
和音が入ったら、一音ずつに分離して行きます。
これをできれば、学齢期までに終えれれば、絶対音感がスムーズに身に付きます。
できるなら、1~2歳からがお勧めです。
耳の発達により、相対音感が付いてきます。
その前でないと、絶対音感は付かないのです。

私はその昔、4歳くらいから絶対音感のレッスンを受けたのですが、今は、音楽が周りに溢れていますし、幼稚園や保育所へ行かれる年齢も低くなっています。

実は、以前は聴いた音が分かったり、音が想像できたりするのは“当たり前”と思っていたんです。
絶対音感のレッスンを受けていたから、と言う事が分かったのは大人になってからでした。
音楽をして行く上で、「音が分かる」というのは必要不可欠で、なかでも絶対音感で音が分かるのは、語学で言うと、音楽が母国語になるようなものなのです。
つまり、意識しないでも自然に耳に入ってきて、意味が分かる、一度聞くと覚えている(これは個人差あり?)と言う事になります。
私は始めたのが遅く、最後までしていないので、白鍵と黒鍵の一部の絶対音感です。
それでも、音楽をやって行く上で、自然に何でもわかるという恩恵に預かり、素晴らしい贈り物をして貰ったんだな、と思っています。

Yちゃん、ぜひ「ハタ」しましょうね