クリスマス会でK君(小3)が演奏した「ジ・エンタテイナー」
途中で私が入ってセッションしたバージョンです。
Y君(小4)は、その後ここからどうやってたん?と聞いて弾いています
K君が省略してたところも弾いて、「これが3年と4年の違いやな」。
Y君が演奏していたバッハの「メヌエット」
一番有名なメヌエットかな?
その曲は今度、K君(とお母さん)の達ての希望でステップで弾きます
やっと弾けるのでやる気満々
S君は低学年の頃はあまり練習をしなかったのですが、5~6年の時、学校でライバル出現。
同級生の演奏を聞いては、その曲を率先して弾くようになりました
「パッヘルベルのカノン」「千本桜」「エリーゼのために」・・・
音楽会の伴奏のオーディションにも挑戦していました。
同じ年や、近い年齢の仲間が良きライバルとなるようです
Nさんは、やはり憧れの加山雄三の「海、その愛」
長渕剛「乾杯」、石原裕次郎「我が人生に悔いなし」
・・・と次々、弾き語りをマスターされています
今日は遂に新しい楽器を購入され、ますます磨きが掛かりそうです。
ライバルや憧れって大切ですね
私も勉強会に行くと、講師の先生やともに学ぶピアノの先生仲間に刺激を受けて力が沸いてきます
そして、ピアノってなんて奥深くて、面白いんだろうとしみじみ味わっています
さて、今月末にはソナチネの弾き合い会のアドバイザー参加をすることに
残念ながら、うちの教室からは出場しませんが、次回には誰か出れるといいなと思っています
遊歩道の早咲きの桜の木に、メジロがたくさん来ていました
スマホでパチリ
何とか撮れています
H君(小2)は、アンケートの大きくなったら何になりたい?
という質問に「ピアノの先生」と書いていました
絶対音感を身に付け、耳コピが得意です
クリスマスコンサートで「紅蓮華」弾きました。
元々耳コピで全部弾いていました。
でも、いい音を出そう、流暢に弾こう、音楽を作ろうと思うと指の使い方など身に付ける必要があります
読譜もできないと、音源がなかったら弾けないし、複雑なものも難しい
H君は「ピアノが好きすぎて、ピアノばっかり弾いてんねん。」
「朝弾いて、学校帰ったら弾いて、夜も弾いてる。」
その嬉しい意欲を、よき方向に持っていきたい
「先生、暑いのと寒いのとどっちが好き?僕は暑いの。」
「先生は暑くも寒くもない、中間がいいな。」
「何でか言うたら、虫がおるから。朝、セミがうるさくて目が覚めるから。」
「え?虫好きなんやね。」
「起こされへんでも、自分で起きれるから。」
そんな理由
今日はお父さん、テレワークで家にいてんねん。
今日はミニ4躯作ってん。3時間掛かってん。
弟が誕生日に買ってもらったプラレール、僕も一緒に買ってもらったから、帰ったらそれすんねん。
今日は8時まで起きててええねん。明日休みやから。
ゲームもいつもは6時までやけど、今日はもっとやってええねん。
お家でルールを決めて、お父さんのお仕事も邪魔しないで遊べるように、またメリハリつけて休日を楽しめるように、色々工夫されてるのだなぁ
歌うのが苦手で地声で一本調子だったけど、響かせる場所など根気強く教えていたら、この頃正確な音程が出せるようになってきました
鍵盤の触り方も、初めは力任せ気味だったのが、少しずつ器用に使えるようになってきています
左右違うリズムも、打楽器ではとてもできるので、ピアノでも楽譜をよく理解してできるように、進めています
Mちゃんが同じ本をしてると知り、負けないよう張り切っています
さぁ、大きくなったらピアノの先生になってくれるかな
2020年12月25日(金)
朝6時、出発。
大阪7:00発のサンダーバードにて金沢へ。
密を心配したが、列車内はガラガラ。朝食のパンを齧る。
向こうの方では念入りに化粧を始める女性。数人は乗車してるかな?というところ。
右側に琵琶湖が見えてきた。琵琶湖は広い。
雪がうっすら・・・敦賀を過ぎると本格的。
金沢から北陸新幹線「かがやき」に乗り換え。
東海道と山陽以外の新幹線は初めて。
全席指定だけど、ほとんど乗っていない。1車両に2,3人?
10:51 あっという間に長野着。新幹線って早い。
ホテルに荷物を預け、土地勘がなく右往左往(帰る頃に慣れて、色々後悔することになる)。
ビッグハットに向かうシャトルバスに乗る。
会場前からは、雪を被った清々しい山々が見える。
やっと長野に来た実感。
今回は何故か(主にお目当ての)男子からで、しかも12:00開始と、遠征の身には非常に早い。
全国中学生大会の歴代優勝者の掲示が!
さすが、羽生結弦、宇野昌磨は3度もしてる。
つまり、中学1年2年3年と優勝したってこと?!
小松原美里さんの名もあります。彼女はアイスダンスで日本のトップ。
さて会場内へ。
どの席もリンクに近い!
ラクタブの席で言うと、アリーナとスタンドSSのみのような感じ。
客席は前後左右を空けて、半分くらいを使用。
傾斜は緩やかなのに、よく見える。
男子ショートが始まった。
地方大会からネット中継やオンデマンド放送してるが、会場で観れると感激もひとしお。
全員分書けないので、思い入れの大きい選手数人について語る。
<第1グループ>
日野龍樹(25歳)羽生選手と同期で競い合った仲。お父さんはロシア人で通訳されてる。なぜかいつもネパール人と間違えられるらしい。美しく、重厚なクラシック音楽が似合う。今季で引退を決めた。
中村俊介(15歳中3)一昨年、大阪オータムクラシックで演技を観た。吉岡希君と仲良く手を繋いでいた。可愛い顔してなかなかの物。将来楽しみ。
三宅星南(18歳)王子様のような正統派な曲が素敵だけど、セナの名前に因んだF1のEXもこなす。来季よりシニア。
本田太一(22歳)真凜・望結・紗来姉妹の兄。引退の年をすばらしい演技で終えた。大学卒業でビジネスの世界に入るとか。真凜が世界中?から集めたお祝いメッセージは感動的。
<第2グループ>
山田耕新(29歳)唯一の社会人スケーター。銀行員の仕事後、毎日練習を積む。とても丁寧な綺麗な滑り。ずっと続けて欲しかったが引退を決めてる。
<第3グループ>
三浦佳生(15歳中3)鍵山、佐藤と共に関東三羽カラスと呼ばれるがカラス?と戸惑ってる。後の二人より2歳下だけど、勝るとも劣らない勢いで4回転ジャンプに挑む。おそらくトップになるであろう末恐ろしい選手。さいたまの世界選手権会場ではまだ中1、お母さんと歩いてるところを見掛けた。
木科雄登(19歳)岡山にいた頃は三宅、島田と共に岡山三銃士と呼ばれた。力強い滑りで、キスクラでコーチの田村岳斗と並ぶと絵になる。来季からシニア。
<第4グループ>
須本光希(19歳)木科君の1コ先輩の関大生。スケーティングが美しい。初めて遠征して観に行った名古屋でのジュニアグランプリファイナルで銅メダルを取った。私が治療で一時毎日通っていた大阪城でランニングしてる情報があったが、会った事はないし、インスタライブの質問で訊いたら余り行ってないとのこと。
佐藤駿(16歳)4回転ルッツが飛べる。日本では今のところ試合で飛ぶのは羽生選手と二人だけ。フリーでは3本の4回転を入れている。尊敬する羽生選手の後輩で、幼い頃貰ったペンダントを大切に付けている。ジュニアグランプリファイナルで優勝し、シニアで準優勝だった羽生選手に表彰式で羨ましがられ、最高に恐縮する姿がなんとも初々しく微笑ましかった。
田中刑事(26歳)羽生選手、日野選手と同期でしのぎを削ったことも。オリンピックや世界選手権に出場している。2シーズン目のHiphipchinchinはリズミカルに踊りまくる激しいダンスプログラムで個性が光る。アニメの主人公になりきるEX(↓)も必見。写真は日野龍樹と。
山隈太一朗(20歳)スケーターである双子のお姉さんの選曲で、映画Call Me By Your Nameより。FSもミッシェルポルナレフ・メドレーでどちらもあまりフィギュアスケートでは使われてない新鮮な曲で空気感をよく醸し出してる。
鍵山優真(17歳)昨季のジュニア時代から全日本、四大陸選手権で表彰台に。ユースオリンピック優勝。佐藤駿とは親友で最強のライバル。苦手のないオールラウンダーで、リズム感抜群、足首や膝が柔らかくてどんなジャンプも着地を決めてしまう。
3年前のラクタブドームで全日本初出場のSPを終えた日。関係者席近くの後方席から早めに狭い階段を下りようとしていたら、下から中学生くらいの男子が上がってくる。すれ違いにくいなと思ってたら、その子が座ってる佐藤操先生に向かって「先生、最終グループになってしまったんです・・・」と困ったような顔で言ってる。しばらくして、はっ!ゆまち?!と気付いた(ゆまち=優真)。あれから早や3年。今や表彰台常連(今んとこ2回だけど)ですぞ。
<第5グループ>
羽生結弦(26歳)黒に金。XジャパンのToshlみたいなギンギンの衣装だ!ロックできた。めちゃカッコよく決め決め。キックして挑発。あっけに取られてる間に目の覚めるジャンプやスピンして、フィニッシュ!「おお~」という感じだけど声出しちゃいけない。総スタンディングオーベーションと拍手に包まれて。今年初めての演技とは思えない。4回転サルコウ、トリプルアクセル、4回転+3回転トゥループ(タノ…両手上に上げて飛ぶ)美しく完璧でした。103.53点すごい。何があっても他を寄せ付けない強さ、であり続けるすごさ。
宇野昌磨(23歳)何度かみているGreat spiritですが、何度観てもスカッとする昌磨の魅力炸裂プロ。民族音楽的で独特の世界観。ステファン・ランビエル先生が見守る中、本当に演技するのが嬉しくてたまらない様子。
島田高志郎(19歳)高志郎君、遂に19歳になりました。15歳から単身スイスに渡り、ステファン・ランビエルさんの門下に。背も私より小さかったのにスイス行ってる間にするする伸びて、177cm?手足の長さにFire danceの演技が生えます。1本目の4回転サルコウを決め、トリプルアクセルも後半に。最後のスピンがノーカウントになったのは残念ですが、2つ前の羽生選手も同様だったので仕方ないか(FSでは改善されていました!)。少しずつですが、着実に進んでいます。フランス大会を初め出る予定だった試合が中止になり、今年初の演技なので、もう少し出れてたらなぁという思いはあります。スイスではこんなに観客いないので、大勢の前で滑る機会がほしいですね。
私は島田選手を応援しています(後援会会員)。去年作ったバナーが今季の衣装とぴったり同じ色彩だったので、公式練習で見てびっくり。出してたの見てくれて応援になったかな。
友野一希(22歳)地元の選手なので観る機会も多いです。今季は中止になってしまいましたが、大阪プールでの催しにも毎年出てくれます。4回転サルコウとトリプルアクセルが得意で、すばらしい演技でいつも上位に食い込みます。2018年世界選手権5位。周りを明るくする兄貴肌、話上手でインスタライブも楽しい。最終滑走で、ちょっと緊張してたかな。
夢心地のまま、シャトルバスに並びに行く。
密を避けるため、小さめのバスで座れる人数ずつ。
順番が回ってくるまで、かなり時間が掛かった。
2日目、3日目はチケットが取れてない。
何度も落ち続けた、憧れのアイスクリスタルの会員にようやくなれたものの、今回のチケットは長野ビッグハットの元々少ない座席数に半分だけの入場なので、厳しかった。
公式チケットトレード、長野に来てからも連日申し込んだが当たらなかった。
よって、まったり現地ホテルにてテレビ観戦。
会場観戦の人からのSNSやオンデマンドを見て、また知り合いと情報交換。
長野駅地下やコンビニで買ったお惣菜で食事しながら。
それもまた楽し。
朝~昼の間に、善光寺へ出掛けた。善光寺は3回目。中学の修学旅行と、スキーの帰り。どちらもフワフワした淡い記憶。
途中、芝居小屋があったが地元の人に聞くと、あまり使われてない様子。
スケート仲間で観戦日がすれ違ってるYさんが、善光寺大門にいるというので探す。お会いして御朱印について詳しく教えてくれたので私も作ってみた。
帰りは歩いてみる。
長野オリンピックの開会式会場があった。
駅にもプレートが。
1998年長野オリンピックが開催された。
その時のフィギュアスケート、日本代表は
荒川静香さん高1、本田武史さん高2、田村岳斗さん高3、初出場でそれぞれ13位、15位、17位。
駅の反対側のコンビニも見に行こうと、陸橋を渡っていたら、外国人男性がふたりで談笑しながら歩いてる。他に人はいない。
イギリスで変異種が現れたというニュースがあったばかりで、隣にならないよう少し離れて歩いた。マスクしてるので背格好とイケメンぽいことしか分からない。
しかし、後でものすごく後悔することになる。
ホテルに帰りSNSを見てると、ステファン先生を見た!という話題がいくつか上がっていた。
身振り手振りでパンを買おうとしていた等・・・
アアアァァ( °∀°)ァァアアアあれはステファン・・・ランビ先生だった!
なんで気付かなかった!おまけに離れて歩くなんて!
ステファン・ランビエルは、トリノオリンピックで銀メダル。夢中でTV観戦していた私はすっかり虜に。
バンクーバーでは4位。その後、なみはやドームにやってきたのを娘らと自転車連ねて観に行った。
その時、アイススケートを生で見たのは初めてで、浅田真央、高橋大輔、安藤美姫、ジュニアチャンピオンだった羽生結弦などがいて、すっかり嵌ってしまった。
人が少なく、冷んやり澄んだ空気の長野駅。
駅ビルにはお土産屋さん、地元名店、ちょっとした食べ物屋さんがある。
というか、そこにしかない。
毎日何度も通ってるうちにすっかり把握できたつもりでいた。
最終日はメダリストオンアイス。チケットが取れている。
贔屓の島田高志郎も友野一希も出なくてちょっと寂しいが、世界選手権に選ばれたトップ選手が最後を飾るアイスショーである。
初めて見るジュニアのアイスダンス、吉田唄菜&西山真瑚(うたしん)も出る。
この組は溌剌としていて観ていて心うきうき引き込まれる、将来楽しみなカップル。
(なんとこの後で解散という、信じられないニュースが)
・・・後半が消えてしまいました
書き起こすのに掛かりそうなので、日を改めます。
<後半へ続く>