京都コンサートホールへ、藤田真央のリサイタルを聴きに行ってきました。
いずみホール以来の真央君です。
今回はベルリン帰り。
相変わらず、手にハンカチ持って脱力気味に登場
舞台中央のピアノまで、ちょこちょこと
ところが。。。
椅子に腰下ろすや否や、モーツァルトの美しい音色を奏で始めるのです。
ピアノを弾くのが、嬉しくてたまらない。。。すぐ弾き始めたい。。。
いつも、それが溢れ出てる
こんなにモーツァルトを楽しそうに、きらきらして弾くのは真央君しかいない。
いずみホールでは前の左端の席で、後ろ姿からもそれが分かりました。
今回は一番後ろの中央。
きらきらの音色が伝わります。
前回は分からなかったけど時々、声も漏れています。
何と、モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集を出しちゃったんですよね
来年1月にはカーネギーホールだそうですよ
次回の京都コンサートホールは、その後
楽しみです
今回のアンコールは。。。
ショパン:ポロネーズ3番(軍隊ポロネーズ)
マリアシマノフスカのアルバムから:マズルカ
でした。
やはり、おずおずと出てきては、ピアノ椅子に座るやいなや弾き始める真央君。
アンコールを終え、今度はマイクを手に出てきました。
ベルリンでのお話が面白かった
あちらで大学の手続きをするのに、すべて紙の書類が必要なのでプリンターが必要になった。
家電量産店が土日休みで、平日も夕方にしまってしまう。
大急ぎで買いに行くが、例年にない暑さで扇風機も大小2台、自炊のため鍋も。
それを持ち帰るのに難儀したそうです。
また、下宿ではピアノを弾くため上の部屋に挨拶に。
上の部屋の人は「Mao Fujita」と知ってくれていて、歓迎してくれた
ブラームスを弾いてると、下の階からドンドン・・・
家のドアもドンドン・・・
怒られると思ってそっと出て行くと。。。
その人は「私は大学で違う学問だけど、その曲について論文を書いたんだ」
と言い、握手してCDも買ってくれた
それ以後、安心してラフマニノフでもガンガン弾いてると
そして、また、おずおずと帰っていく真央君でした
一緒に行ったピアノの先生と、近くのお店でお蕎麦を戴きました。
久しぶりにゆっくり食事とお話をして、楽しかったです