よく通る交差点の地下通路があるのですが、ここの所、ちゃんと自転車から降りて押して通る人が多くなった気がします。
これは、先日、この通路で工事をしていて、数人の係員さんが「降りて下さい。」と呼びかけていたからではないかと思っています。
今まで、歩く人の合間をかなりのスピードで走りぬけたり、スロープでさえも乗ったまま降りて行く自転車を見かけました。
分かってるつもりでも、皆してるし、後ろめたい気を持ちながら降りないのが習慣になってしまっていたのでしょう。
また、ACのCMがたくさん流れていた頃から、電車で席を譲る姿をよく目にするようになりました。
今まで、CMの高校生のように、ちょっと躊躇していた人も、自分もやってみようと自然に身体が動いたのではないでしょうか。
もう一つのACのCMの、金子みすゞさんの「こだまでしょうか」のように、言葉かけって大切ですね。
レッスンでも「言葉かけ」は要だと思っています。
音楽の教師時代、リコーダーの指導を10年程ずっとして来ました。
リコーダーは音色が繊細です。
穴の押さえ方、息の吹き込み方、唇や舌の使い方の指導はもちろん基礎です。
でも、その時に不可欠なのは聴く耳と、よりいい音にしたい気持ち。
ましてや、クラスや学年揃っての合奏もあります。
なかなか綺麗に揃わないですが、ある一瞬、来た~っという時があります。
その時、「綺麗~!」と思わず発した言葉。
それを聞いた生徒たち、ますます綺麗に揃ってくるんです。
綺麗というのが、どういうものか分かった瞬間なのでしょうか。
これは、合唱でも同じでした。
上声と下声がぴったり合った(ハモッた、と言いますね)瞬間。
ふわ~っと響きが湧きあがって、「今の、今の、この辺からふわ~っと漂ったね!」。
何だか気持ちも一つになって、幸福な時間。
私はその瞬間が忘れられず、今も、ピアノで綺麗な音色や、それだ!という音楽が出来た時、リトミックでも、きらっと何かが出来た時、なるべくすぐ言葉にして伝えるように心掛けています
この所、体験を検討される方からの、お問い合わせが相次いでいます。
時間のたっぷりある夏休みのうちに、という事かも知れませんね。
(くれぐれもブログからのお問い合わせのメッセージにはメールアドレスをご記入ください。
gooからの自動メールとなりますので、直接返信はできないのです。)
と言う事で改めて、まず、小さなお子様のために・・・
ほんわかリトミックのご紹介をいたします。
8月 22日・29日(月) 10:30~11:30
守口市外島町メイプルパーク集会所にて
9月からも毎月3回、月曜日に行っています。
会費は月3,000円(会場費・冷暖房費・教材費込み ただし、テキスト等を使う場合は実費)
現在、リトミックに来ておられる生徒さんのお母様方からメッセージを頂いています。
ぜひ、御参考に。
1歳3ヶ月で通い始めることにどうかなという思いがありましたが、個性や自己主張が表現にはとても大切なんですよと丁寧に説明してくださったことで、入会の決心がつきました。
幼い表現者の我が子をいつでも大事にのびのびと遊ばせて下さって、毎回のレッスンが親子共に楽しい時間です。
少人数のレッスンのところもお薦め!それぞれの子どもの個性がすごく光って、ニコニコとお母さん方も笑顔が絶えませんよ。
<Mちゃんのお母様より>
先生とお友達みんなで毎週楽しくリトミックを習っています。
夏は涼しくて広~いお部屋で音楽にあわせて踊ったり歌ったり、楽しいです!
お友達もいるからみんなで楽しくできるよ!!
<Rちゃんのお母様より>
毎月、季節に合わせた歌やダンス、手作り楽器を親子で楽しめます!
広い講堂、貸切で伸び伸びと自由に走り回れます。
自然と、音と大小、テンポの速い遅いが身に付きます。
“挨拶の歌”を家でも毎朝歌っていたら、「おはよう」が言えるようになりました。
少人数なので先生が一人一人のペースに合わせて楽しく教えてくれるので、リトミックの日は、こどもが朝からご機嫌です。
クレヨンやシール、おはじきなど、子どもが好きなアイテムをたくさん毎回用意してもらえて嬉しそうです。
<Yちゃんのお母様より>
K様、メッセージでのお問い合わせ、ありがとうございます。
詳細をお知らせしたいと思いますので、メールアドレスをご記入の上、もう一度送信お願いでますか?
メールアドレスがないと、返信できませんので、お問い合わせの際は皆様、お忘れなくご記入下さいね
昨日は、京都での勉強会でした。
夏休みという事で、原田先生による公開レッスンがありました。
お一人目の、小1の男の子。
リンクにあるN先生の生徒さんです。
ここでも御紹介した、ファーストレッスン・シリーズを使われています。
ピアノファーストレッスン「22.ガンツのぼうけん」
こどものおんかいれんしゅう「イ短調」
ピアノファーストレッスン・コース2「9.まいごのレンゲソウ」
元々綺麗な音色を出していた生徒さんですが、原田先生のお声掛けで、ますます表現しようという想いを膨らまされたようでした。
うちの教室にもファーストレッスンを使ってる年中さんが3人、年少さんが1人いますが、美しい音色、心のこもった演奏を目指し、少しずつ進んでいます。
まだ年齢的に身体の発達の事がありますので、無理せず、それぞれ得意な面から伸ばして行けたらと思っています。
特に、1の指は、他の指と生え方が違いますので、なかなか難しいのです。
まず、3。
2、4。
この3本がしっかりすると、5、1もできて来ます。
そして、体操、にこちゃんボール、洗濯バサミ、キツネじゃなくてさん。
それぞれ、やった人はわかるかな?
少しずつ、発達を待ちつつ、育てて行きたい可愛いヒヨコさんたちです。
その後の公開レッスン
名曲レパートリー①「48.子どものために第1巻1.遊んでいるこどもたち」バルトーク・・・小2
名曲レパートリー③「17.バガテル」ベートーベン・・・小6
名曲レパートリー⑤「5.ソナタ悲愴第3楽章」ベートーベン・・・中3
どれも今さらながら、いい曲だな~。
ぜひ、うちでもこの3曲はするようにしたいな~、と思って聴いていました。
中3の生徒さんは男の子で、野球部に所属しつつピアノをされていて、カッコよく、最前列真ん中に座った一人目の生徒さんは「憧れのお兄ちゃん・・・」と思って聴いておられたのではないでしょうか?
うちの教室にも中3の男の子がいます。
幼稚園年中からずっと来てて、サッカーや中学受験もやりながら、コンクールやコンサートにもできるだけ参加されていました。
去年のクリスマス会ではショパンのワルツを演奏。
今は、マクドーウェルの「森のスケッチ」に取り組んでいます。
この生徒のお兄ちゃんも、高3の途中までずっと来ていました。
今は、大学生になり、軽音楽部でドラムをする予定だそうです。
発表会ではいつも兄弟で連弾をしていました。
家族・兄弟で楽しめるって、素敵ですね
お題の1の指ですが、後の4本と生えてる方向が違うだけに、いくつもの大変重要な役目を担っています。
和音、跳躍、指くぐりなど、1の指がこの向きに生えてなかったら、どうなっていたでしょう。
スケール(音階)、オークターブ奏など、困難を極めていたでしょうね。
第1、物を掴むということができませんし。
だからこそ、この1の指、大切に育んで行きたいものです。
さて、いつも楽しみにしている勉強会ですが、私には困ったことがあるのです。
私は慢性膵炎という持病があるので、皆さんとのランチが出来ずに帰らねばなりません。
お弁当持って行けたらいいのにな、っていつも思います